
にっきゅうサービス
今日は雨ということでいつもよりちょっと涼しい一日でした。(ちょっと、だけよ)
ぼんやりテレビを観てたら、六角精児の「呑み鉄本線日本旅」を放送してた。
この番組、好きなのよ。いつもはBSでやってるけど、今日は再放送で地上波で放送してまして、
昼下がりののんびりした時間のお供にはいい番組でございました。
まあ、あれですわね、オッサンがワンカップや缶ビール片手に鈍行列車で旅をする、という、なんともむさくるしい(←褒めてますよ)だけの番組なんですが。
いいじゃないですか。
鉄オタの六角さんなので、途中下車するとちゃんと廃線した路線の在りし日の姿をしのいだり、飲んだり、
地元の蔵(ワインでも焼酎でも日本酒でもなんでもよい)を訪ねたり、試飲したり、
お昼ごはんを食べそびれて、車内でソーセージ片手にビールで、飲んだり。
つまり、テレビカメラの前で、ひたすら飲んでる、それだけなのに、なんともワクワクしてしまうのね。(え?ワクワクは、しない?)
最近の鈍行列車にはお酒や駅弁を置くためのテーブル(あの、窓際のちっちゃいテーブルね)もついてないことが多いんだけど、
1両編成みたいな、ローカル線にはたまにそういうテーブルが残ってたりして、あーいいなぁ。おつまみ片手に外の景色を観ながら缶ビールをぷしっと開けたいねぇ、と、テレビの前で羨ましがってみる。
今時、街中の電車でそんなことしてると、周囲1mからヒトが居なくなりそうだけどさ。
でも、昔は、朝の出勤時間って、夜勤明けのおじさんたちが、車内で立ったまんま、カップ酒を器用に飲んでたよね。
あのおじさんたちは、みんな、どこへいったんだろう。