今日のお題はこれ
こんな感じで花弁の形が違い、花の雰囲気がまるで違うことがわかりました。
標高2100mくらいと高いところで見かけたウメバチソウ?です。
よく他県の夏山の湿地で見かけるウメバチソウですが山梨では私はあまり見かけておらず、一ヶ所知っているところは鹿の食害で風前の灯状態です。もちろん絶滅危惧種になっていないのであるところにはあるのかと。
ただ日本のレッドデータ検索システムによれば21都道府県で絶滅危惧種の指定を受けており全国的にも少なくなってきているのかも知れません。
また昨年火打山でヒメウメバチソウらしいものを見たのでそれを含めて頭の整理をしようかと考えました。
コウメバチソウは「山梨の植物誌@植松春雄1981」に記載されています。
ウメバチソウの高山型で北岳にあるとか。
「山に咲く花」には両方掲載されており差異を読み取ると、
◯花の大きさが2〜2.5cmに対して、コは1cmと小さい
◯仮雄しべ数が12〜22裂に対して、コは7〜11裂。
勝手に思っていた葉の大きさは関係ないようです。
これらに対してヒメウメバチソウは去年の写真を見たら
こんな感じで花弁の形が違い、花の雰囲気がまるで違うことがわかりました。
さてお題の写真ですが少しアップしていた写真みたところ、仮雄しべの分裂が多くウメバチソウであると確認できました。
場所もハイマツ帯といわれる場所でもないので当然なことでした。
今後はハイマツ帯でウメバチソウらしき花を見かけたら仮雄しべをじっくり見たいと思います。
最後まで見ていただいてありがとうございました。
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