「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

時間いっぱい

2007年08月02日 | 日本舞踊
 いよいよ浴衣会まで一ヶ月を切りました。
こども教室の子たちも、暇を見つけてはお稽古にやってきます。

 わらわら・・・・わらわら・・・・
終わると ス~~~~ッと消えていきます。
この空気感が笑えます。

 美作の人はどうしてこんなに一生懸命なのか?
できなきゃ死ぬ、ぐらいな覚悟で皆お稽古に取り組んでいます。
つくばの熱気は、それはそれは想像を絶するものです。
習い事の域は、完全に超えてます。

なぜこちらではそうならないの?
どうして?
仕方がないことなのに、まじで悩んでました。

 多分それは私自身の問題で、常に前を向く姿勢が私に欠けていたんだと、
気が付きました。
とたんに、皆の姿勢が変わったように感じます。
常に前を、守りに入らず攻めの姿勢で。

分かってはいても、たまにど~んと落ち込む時期があります。

師匠の話では、そんな時期がまず1年目にやってくる。
それを乗り越えると、また4年目ぐらいにやってくる。

私にもやってきた1年目の壁、やはり自分と向き合うしかないようです。

 人生の上に築かれてこその踊り、という言葉どおり、
人それぞれが皆違った輝きを持っています。
ほとんどの人が、自分の輝きに気づいていない。

”指して導く” 魅力的な仕事です。