「核のゴミ」の最終処分地候補になりうる全国地図の公表は、「国が前面に立つ」として、政府のエネルギー基本計画(2014年4月)で示された地方への「核のゴミ」押し付けの具体化です。応募自治体を待つ方式では一向に進まないことから、政府があらかじめ「適地」を示し、政府が個別に申し入れる方式に変えました。
政府は公表した地図に基づいて国民の理解を得たいとしています。しかし、国民の間には最終処分場の合意 . . . 本文を読む
首都圏反原発連合(反原連)は28日、首相官邸前抗議を行いました。
福島第1原発3号機の内部調査で原発事故の深刻さが改めて浮き彫りになる一方で、日印原子力協定が発効し、原発再稼働・輸出の暴走を強める安倍政権に対し、「原発売るな」「再稼働反対」の声をあげました。
横浜市からきた歌人の男性(57)は「原発の内部調査が行われたが、事故収束は見通せていない。原発が人間の手でコントロールできないこと . . . 本文を読む
内閣府の原子力委員会が「原子力利用に関する基本的考え方」を決定(20日)し、安倍晋三内閣が、「考え方」を「尊重する」と閣議決定(21日)しました。この夏から開始される「エネルギー基本計画」改定作業などに反映されるとみられます。「考え方」は、「原子力発電所の再稼働及び安定的な利用に取り組むことが必要」とするもので、再稼働反対、原発ゼロの日本を求める国民世論に真っ向から逆らうものです。
再稼働と安 . . . 本文を読む
九州電力玄海原発に近接する長崎県松浦市の新松浦漁協(組合員数約740人)は15日、九電がことし秋以降にも強行を狙う同原発3、4号機の再稼働に抗議するため、長崎県内の漁協として初めて原発沖での海上デモを実施しました。
(写真)「玄海原発再稼働絶対反対」とシュプレヒ . . . 本文を読む
福島原発事故から6年4カ月。昨日、新しく就任した東京電力の会長や社長が原子力規制委員会と意見交換しました
「福島への責任をどう思うのか」と尋ねられた際の会長の発言に耳を疑いました。「原子力なしでは、この後やっていけないことを東電が示していくことが大事(!!)」と、原発の再稼働が使命だと言わんばかりだったからです。出身が原発メーカーだからか、原発利益共同体を代弁したものです
今も約6万 . . . 本文を読む
首都圏反原発連合(反原連)は7日、毎週金曜日の首相官邸前抗議の拡大版として「NO NUKES☆ALL STAR 国会前集会」を行いました。七夕の夜、3000人(主催者発表)の参加者による「再稼働反対」「安倍晋三は原発やめろ」とのコールが首相官邸、国会議事堂を包みました。
(写真)原発再稼働・原発推進の . . . 本文を読む
2011年の東京電力福島第1原発事故をめぐり、津波への対策を怠ったとして業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電元会長ら3人の初公判がきょう東京地裁であります。福島原発事故では、民事裁判はすでに多く起こされ、一部は原告住民が勝訴していますが、経営陣の刑事責任を問う裁判は初めてです。原発を巨大津波が襲う可能性は指摘されていたのに、誰がどう判断して対策を先延ばしにしたのか―。全容解明と合わせて、「安全 . . . 本文を読む
日本原子力研究開発機構大洗研究開発センター(茨城県大洗町)で作業員5人がプルトニウム内部被ばくをした事故をめぐり、日本共産党の塩川鉄也議員は9日、衆院環境委員会で、機構と原子力規制委員会の対応をただしました。
事故は6日、燃料研究棟に保管されていた核燃料物質の状況の確認中に、貯蔵容器内のビニールバッグが破裂して粉末状の核燃料物質が大量に飛散したというもの。
塩川氏が「核物質は26年間も未 . . . 本文を読む
首都圏反原発連合(反原連)は16日、首相官邸前抗議を行いました。高浜原発3号機に続き、九州電力玄海原発の再稼働を狙う安倍政権。参加者は「再稼働やめろ」「高浜原発いますぐやめろ」と声をあげました。
(写真)「原発なくせ、再稼働反対」と抗議のコール をする人たち= . . . 本文を読む
日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター(茨城県)で核燃料物質の点検作業中に5人の作業員が被ばくした問題で、原子力機構は7日、3人から内部被ばくが確認され、50代の男性作業員1人の肺から2万2000ベクレルのプルトニウム239などが検出されたと発表しました。
被ばく量に換算すると、今後50年間で最大12シーベルト、最初の1年間で1・2シーベルトに達するとしています。
5人全員に肺を中 . . . 本文を読む