内閣府危惧一転
安倍晋三首相の友人が理事長の学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)が国家戦略特区による特例で獣医学部新設をすすめている問題で、文部科学省に2018年4月の開学を迫ったとされる内閣府幹部が、昨年2月の時点では財政悪化などを理由に愛媛県今治市での新設に危惧を表明していたことが6日、今治市議会に提出された報告書と関係者の話でわかりました。内閣府が態度を一転させるという、異例の展開だっ . . . 本文を読む
終盤国会で焦点となっている「共謀罪」法案や「加計学園」疑惑に全国各地で怒りがわきおこっています。ところが安倍晋三首相は、国民の疑念や批判を問答無用で受け付けない異常な態度をとっています。
国会の審議を否定
「(野党は)不安を広げるための議論を延々としている」。安倍首相は4日放送のラジオ番組で、これまでの「共謀罪」法案の国会審議を根本から踏みにじる暴言を吐きました。国会では野党から質問された . . . 本文を読む
与党が強引に「共謀罪」法案の審議を進めようとするなか、6日、600人あまりの市民が同法案に反対し、国会前で抗議行動をしました。市民たちは「テロ対策と嘘つくな」「市民監視は許さない」とコール。総がかり行動実行委員会と共謀罪NO!実行委員会が主催し、法案に反対する署名144万3550人分を参加した国会議員らに手渡しました。
(写真)144万355 . . . 本文を読む