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若者から首相へ手紙1067通 - 集団的自衛権行使容認 反対の声広がる

2014-06-24 | 危険な安倍政権の軍国主義・国民弾圧許すな

若者憲法集会&デモ

 安倍政権がねらう集団的自衛権の行使容認を許さず、憲法を守り生かそうと22日、若者たちが東京都内で集会を開きデモ行進しました。「若者憲法集会」には全国から1056人が参加。渋谷の繁華街を行進した「命と自由を守る 若者憲法デモ」は出発当初500人ほどでしたが、沿道の反響が大きく、800人に膨れあがりました。主催は実行委員会。


 デモでは、「守るぜ憲法」「若者を戦地に送るな」などと書かれたプラカードを掲げ、ラップやドラムのリズムにあわせて、「憲法守れ」「自由を守れ」と声をあげました。沿道から一緒にこぶしをあげる青年や、喫茶店からデモにむかって手を振る人の姿も。

 ツイッターを見て訪れた男性(31)は、デモ初参加です。「アメリカがイラクに介入したのは無意味だったと思う。だから集団的自衛権には反対です。閣議決定した後に、後悔したくないので来ました」

 長野県から参加した大学生の男性(20)は、「集団的自衛権も秘密保護法も、若者がいちばん反対しないといけない。地元でも憲法の大切さを広めたい」といいます。

 沿道でデモの写真を撮っていた埼玉県川越市の女子大生(21)は「ツイッターで知ってデモを見るために来ました。安倍政権は暴走していると思う。こういう行動は、政治を考えるきっかけになります」。デモを見ていた東京都練馬区の男性(24)は「自分と同じ世代の人が声をあげるのはすごくいいことだと思う。次回もあればぜひ参加したい」と語りました。

 デモに先立って開かれた憲法集会であいさつした日本民主青年同盟の田中悠委員長は、「自分たちの視点で憲法をとらえ、自分たちの言葉で憲法を発信する運動を全国に広げたい。憲法を生かす道こそ、僕たちが希望をもてる未来を開く道です」と語りました。

 日本共産党の吉良よし子参院議員がデモ出発集会であいさつし、デモ行進しました

実行委が政府要請

 東京・渋谷の中心街で22日、若者たちが「戦争いやだ」「憲法守れ」とコールした「若者憲法デモ」と、都内で開いた「若者憲法集会」。その実行委員会が23日、内閣府と国会議員に要請行動をしました。

                                                  写真
                                                  (写真)内閣府に要請する集会実行委員会の人
                                                             
たち=23日 

 集まった70人の若者たちは、8班に分かれ、内閣府と国会議員を訪問しました。

 内閣府では(1)憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認をおこなわない(2)日本国憲法を順守し、内閣総理大臣として憲法にのっとった行動をとる―ことを申し入れました。

 参加者は「学費のために友人やいとこが自衛隊に行った。集団的自衛権で巻き込まれるのは貧しい人たち。政府は憲法を守って」「各地でアンケートをとると、反対の声が圧倒的です。この声に正面から応えてください」と直接思いを伝えました。全国の若者から集めた「安倍首相への手紙」1067通も手渡しました。

 国会議員には「海外での武力行使を認めることになる関係法の改正、成立に反対すること」も求めました

 要請に先立ち、衆院第2議員会館で行われた事前集会では、呼びかけ人の一人、鈴木久さん(日本平和委員会青年委員会)があいさつ。「昨日はすごい熱気だった。この熱が憲法を生かす力です」と語りました。

 日本共産党の吉良よし子参院議員が連帯のあいさつしました。


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