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残業代未払い・パワハラ…許しません 「労働トラブル110番」 ― 常設の電話相談窓口も設置

2014-12-22 | 人権・生存権・労働者の権利を守ろう

全青司 全国14カ所で開催

全国青年司法書士協議会(全青司、水谷公孝会長)は、労働者の生の声を聴き、抱えている労働トラブルについて法的に支援しようと20日、「2014全国一斉労働トラブル110番」を東京会場はじめ全国14カ所(30回線)で行いました。

 東京会場では相談員9人が6回線で応対。都内だけでなく全国から残業代の未払いやパワハラなどの労働問題のほか、借金・住居・生活保護などの相談が相次ぎました。

 大阪府の男性は、毎朝9時の定時より1時間早く出勤させられているのに定時の10分前でないとタイムカードを押せないと相談。さいたま市の40歳の男性も、「毎晩8時~10時ごろまで残業しているが、残業代がきちんと支払われていない」と訴えました。

 相談員は、時間外労働について証拠収集し、まずは労働基準監督署に相談、それがダメなら民事上の請求も検討するようにアドバイスしました。

 北海道の30代の女性は、離婚した夫の連帯保証人になっていたため、突然250万円請求されたと相談。相談員は、「消滅時効にかかっている可能性があり、支払う必要がない可能性が高い」と応じました。

 全青司では常設の電話相談窓口も設置。無料で相談に応じています。電話03(3359)3639 受付時間=平日午後2時~6時


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