日本共産党の小池晃書記局長を囲む会(日本共産党北海道民医連有志後援会と民青同盟中央病院班、札幌病院・在宅班の共催)が2日、札幌市で開かれました。
小池氏は、安倍政権の東京都議選での大敗や「森友」「加計」疑惑をはじめとした破綻ぶりと、戦争法を強行し海外で戦争する国づくりに踏み出す暴走ぶりを批判しました。
北朝鮮問題について、最大の問題は北朝鮮とアメリカにまともな対話がないことと指摘。「日本政府は無条件で対話をするよう働きかけることが役割だ」と強調しました。
野党共闘で参院選の1人区32のうち11人が勝利し、新潟県知事選、仙台市長選でも勝利したことに触れ、「野党が共闘すれば安倍政権に勝てます。野党共闘をさらに進めるには、来たる総選挙で共産党をもっと大きくすることが一番の力です」と訴えました。
元民医連医師の経験の中で、貧困で入院できない患者など政治の犠牲になっている人びとを大勢見てきたことを話し「当たり前に医療・介護を受けられる社会にするためにも政治を変えなければなりません。一緒に政治の『病気』を治しましょう」と呼びかけました。
会場の青年らと質疑応答が行われ「戦争法や共謀罪反対のたたかいで生まれた若者の政治への関心を継続させたい」という青年の声に、小池氏は「野党共闘など政治を変えてきたのは間違いなく市民の声。確信をもってもっと声を上げましょう」と話しました。