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権力犯罪 幕引かせぬ ― 大分県警盗撮 仁比議員が追及

2016-10-22 | ニュース

 大分県警別府署が参院選の野党統一候補を支援する団体が入る建物敷地にビデオカメラを設置し、出入りする市民を隠し撮りしていた問題で20日、日本共産党の仁比聡平参院議員が参院法務委員会で「断じて許されない卑劣な権力犯罪だ」とのべ、真相究明を求めました。

 仁比氏は警察庁が8月末に全国の警察へ出した、令状をとらずに撮影することを前提とした通達を示し、「この通達によると、労働組合や政党の事務所であっても承諾を得た土地にカメラを固定すれば、警察内部の判断で録画できるのか」とただしました。

 警察庁の髙木勇人審議官は「選挙活動、政治活動への自由の配慮からカメラの使用は特に慎重な運用が期される」と答弁。


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