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「朝鮮半島平和」へ注力強調 ― 韓国大統領就任の文在寅氏

2017-05-12 | 国際ニュース・世界情勢

 10日午前、韓国の新しい大統領に中道左派「共に民主党」の文在寅(ムンジェイン)氏が就任しました。就任式の国民に向けたあいさつで「朝鮮半島の平和のためには何でもする」と強調し、米国、日本、中国への訪問の意欲を示し、「条件ができれば平壌にも行く」と明言。北東アジアの平和を構築することで、朝鮮半島の緊張緩和の転機をつくると述べました。


 文氏は、「新しい韓国に向けて一歩踏み出した」と強調。朴槿恵(パククネ)前大統領の弾劾・罷免を受けて行われた大統領選挙だったことに触れ、「国民が大韓民国の前途を開いた」と称賛。他党の候補にも国政運営に協力を呼び掛け、「私は、すべての国民の大統領になる」と述べました。

 大統領を権威とする、これまでの政治文化の清算を約束。「青瓦台(大統領府)を出て、国民と頻繁に対話する」「国民目線の大統領になる」と語りました。

 大統領の罷免にともなって実施された今回の選挙では、通常設けられている約2カ月の政権移行期間はなく、中央選挙管理委員会による当選決定後、即時就任となりました。任期は5年です。

 

朝鮮半島非核化、東アジアの平和と安定など期待
                 ― 小池書記局長が会見

 日本共産党の小池晃書記局長は10日、国会内での記者会見で、韓国大統領選で当選した野党「共に民主党」の文在寅氏が就任したことへの受け止めを問われ、「政治、経済の公正と国民生活の向上、平和への強い願いを受けて誕生した新大統領であり、そのもとで北朝鮮の核・ミサイル開発の停止と朝鮮半島非核化、東アジアの平和と安定をめざす対話・交渉の再開への取り組みが強められることを期待したい」と表明しました。

 また、「日韓両国関係の正常な発展のためには、日本軍『慰安婦』問題を含む両国間の歴史問題が、日本が過去に行った侵略戦争と植民地支配への真(しん)摯(し)な反省を土台に解決されることが必要です」と指摘。「そのために、わが党も力を尽くしていきたい」と述べました。


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