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巨税投入で「負遺産」 ― 東京外環道計画

2017-05-08 | 日本共産党は広範な組織や団体・市民と連携

 日本共産党の宮本徹議員は4月24日の衆院決算行政監視委員会で、東京外かく環状道路(外環道)の東名高速以南の計画について石井啓一国土交通相に中止を迫りました。

 外環道は都心から約15キロ圏を環状に結ぶもの。都内では関越~東名間約16キロの整備が進められています。東名以南は「予定路線」とされ、昨年2月に国交省と東京都、川崎市による協議会が初めて開かれました。

 宮本氏の質問に国交省の石川雄一道路局長は、2010年度から昨年度までに約5億円を支出し、整備効果やルート、構造などを検討してきたと述べました。

 宮本氏は、石井氏が2月に東名以南の計画を具体化する考えを示したことを指摘。事業費の見通しをただしたのに対し、石井氏は事業費について答えられる段階にないとしつつ、実施する場合は「(高速会社が料金収入をもとに整備する)有料道路事業を導入する可能性が高い」と答えました。

 宮本氏は、同方式で進められている関越~東名間の税金投入が1兆円を超えていると強調。東名以南約20キロではさらに巨額の税金投入になることは明らかだとし、通行料金で回収できない道路を造っても負の遺産になるだけだと主張しました。


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