枝野幸男代表ら立憲民主党執行部が2日、特別国会開会を受け、結党のあいさつを兼ねて国会内の日本共産党控室を訪れました。志位和夫委員長、小池晃書記局長らが応対しました。
「いろいろおせわになりました」「野党がしっかりと連携していけるよう、よろしくお願いします」と述べた枝野氏に対し、志位氏は「結党おめでとうございます。(総選挙での)躍進にも祝意を申し上げたいと思います」と応じました。
志位氏は、特別国会会期が、野党の要求を受けて12月9日までの39日間となったことは「大きな成果でした」と発言。立憲民主党の辻元清美国対委員長も「野党がまとまって行動できたことが大きかった」と、早くも国会内での共闘が始まっていることをお互いに喜び合いました。
志位氏は、総選挙に先立って両党と社民党を含む3党が市民連合と結んだ7項目の政策合意の第1項目が「安倍政権による憲法9条改定に反対」だったとして、「これはしっかり一致してやっていきたい」と強調。枝野代表も「公党間の約束であり、市民連合を通じて国民のみなさんと約束していることですから、そこはしっかりとやっていきたいと思います」と応じました。
日本共産党からは、市田忠義、田村智子両副委員長、笠井亮政策委員長、穀田恵二国対委員長が、立憲民主党からは長妻昭代表代行、近藤昭一副代表兼選対委員長、佐々木隆博副代表兼総務委員長、福山哲郎幹事長もそれぞれ同席しました。