働く人みんなで投票しよう
長時間労働、残業代未払い、パワーハラスメントなど、労働環境が劣悪な「ブラック企業」の大賞を決める「ブラック企業大賞2013」にノミネートされた企業を同実行委員会が27日、厚生労働省内で発表しました。 昨年に続いて2回目です。
同実行委員会は、今回のブラック企業の定義を
① 労働法などの法令に抵触する労働を、意図的・恣意的に労働者に強いている
② パワハラなどの暴力的強制を従業員に強いる
―企業や法人としています。
ノミネートされたのは昨年「市民賞」となった「ワタミ」をはじめ有名企業の8社
実行委員の一人の首都圏ユニオン青年非正規労働センター事務局長は、「『ブラック企業』という言葉は知られているいるが、現象は治まる気配がない。私達は企業を表彰することで社会的に告発し、企業のあり方を問いたい」と狙いを話しました。
アジア太平洋資料センター事務局長は「たくさんの人に関心を持って投票してほしい」とインターネットからの投票も呼びかけました。
「大賞」の発表は8月11日
企業名と理由は「ブラック企業大賞2013」の公式ホームページで見られます。