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野党との面会拒否した安倍首相を批判

2017-06-25 | 野党共闘で安部政権を退陣に

 日本共産党の小池晃書記局長は24日、東京都足立区での街頭演説で、共産、民進、自由、社民の4野党が学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐる疑惑の真相解明にむけて臨時国会開会を要求するために申し入れた面会を、安倍晋三首相が拒否したことに対し、「とんでもないことだ。議論から逃げ回る安倍首相と、自民党、公明党はあまりにみっともないし、ひきょうだ」と厳しく批判しました。

 この問題では野党4党が22日に「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐる安倍首相自身の疑惑を解明するため、憲法53条に基づき、安倍首相あての臨時国会召集要求書を衆参両院に提出。さらに野党4党は来週にも安倍首相に直接申し入れることで一致していました。

 小池氏は、野党が前川喜平・前文科事務次官の証人喚問を求めても、安倍首相が「国会が決めることだ」と言って逃げ回っていると指摘し、「国会の開会は、内閣総理大臣が召集するものであり、だからこそ私たちは安倍首相に面会を申し込んだ。ところが会おうともしない。『指摘があればその都度、真摯(しんし)に説明責任を果たす』とした会見での発言(19日)は何だったのか」と批判しました。

 憲法53条は、衆参いずれかで4分の1以上の議員の要求があれば、内閣は臨時国会召集を「決定しなければならない」と規定しています。


臨時国会の要請 首相が面会拒否

 日本共産党、民進党、自由党、社民党の4野党が、憲法53条に基づく臨時国会の開会を安倍晋三首相に直接面会し要請しようとしていたのに対し、安倍首相が拒否したことがわかりました。民進党の山井和則国対委員長は23日、国会内で記者団に明らかにしました。

 山井氏によると、首相との面会について菅義偉官房長官が「東京都議選の最中だから会えない」として、拒否する考えを同党側に伝えました


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