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枝野氏が「立憲民主党」 「希望」とは理念・政策異なる

2017-10-03 | 野党共闘で安部政権を退陣に

民進党の枝野幸男代表代行は2日、同党に離党届を提出した後、東京都内で記者会見し「立憲民主党」を立ち上げ、小池百合子都知事が代表を務める「希望の党」に合流しない民進党国会議員らに参加を呼びかけることを明らかにしました。

 9月28日の民進党の両院議員総会で確認した「希望の党」への合流について、「(前原誠司代表は)民進党の理念・政策を新しい器でという話だったが、希望の党は理念・政策が異なると判断せざるを得ない」と述べました。

 枝野氏は、安保法制=戦争法や共謀罪などを挙げ、安倍政権のもとで立憲主義が破壊され、民主主義がおろそかにされてきたと強調。「安倍政権に対して最も強力にたたかう集団を目指す」と述べました。民進党の政策・理念を継承するとし、原発ゼロの一日も早い実現、2019年10月の消費税率10%への引き上げ延期、安保法制を追認する憲法への自衛隊明記に反対する考えを示しました。

 総選挙での他党との連携については「他の党と何かを行うということではない」と述べる一方、市民連合に代表される市民との連携を強調。市民連合が、安倍政権の暴走と立憲主義の破壊を止めるために小選挙区での候補者一本化を申し入れていたことについては「申し入れに基づいてやっていくと(民進党の)大島敦幹事長が述べたことは、私もまったく同じ思い。継承する」と述べました。

 


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