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きょうの潮流

2017-09-30 | コラム

「国家権力私物化の疑い濃厚」「官邸『口封じ』で吹っ切れる」。日本ジャーナリスト会議の機関紙「ジャーナリスト」最新号が、文部科学省の前川喜平前事務次官のインタビューをこんな見出しをつけて掲載しています▼「政府の中にいた人間」として「国民の知るべき事実を自ら言うべきか、ためらっていた」という前川さん。「だが、官邸は加計問題で口封じに動き、読売新聞まで使っている。忖度(そんたく)する必要はなくなった」▼政権中枢の疑惑は、力で握りつぶそうとすればするほど、怒りを呼びます。首相や元首相が関わればなおさらです。ロッキード事件で逮捕された田中角栄元首相、リクルート事件で辞職に追い込まれた竹下登元首相しかり▼安倍首相は、「森友・加計隠し」を狙って冒頭解散を強行しました。共産党の志位委員長が批判したように、まさに「前代未聞の党略的暴挙」。高級官僚や一部メディアへの圧力、懐柔だけではうまくいかず、いよいよ追い込まれての窮余の策です▼国民を甘く見てはいけない。全国紙の世論調査では疑惑隠し解散に「納得しない」が7割に。本紙が商店街で実施したシールアンケートでも「納得できない」が圧倒的で、取材した記者は「マグマが噴出するような怒りを実感した」と興奮気味でした▼総選挙は、有権者がこの怒りをぶつけて安倍暴走政治に審判をくだす絶好の機会。選挙互助会のような新党も出てきましたが、「自民党の補完勢力」では暴走政治は止められないことは明らかでしょう。


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