札幌市で3日夜、集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回を求めるデモが行われ、主催者発表で1000人が参加しました。閣議決定前の200人の5倍の規模。道憲法会議、道憲法改悪反対共同センターが呼びかけたもので若者のグループが目立ちました。
デモ初参加の女性(22)=保育士=は「憲法を守りたい。守るために貢献したい」と話しました。
デモは、道憲法会議の齋藤耕事務局長、日本共産党の真下紀子道議らを先頭にラップのリズムに合わせて「解釈変えるな 総理を代えろ」「戦争させない 憲法守れ」と市民にアピールしました。
飛び入り参加が相次ぎ、会社員の男性(41)は「秘密保護法も集団的自衛権行使容認も不安。安倍首相はもちろんだが、平和の党を掲げる公明党が合意したことに腹が立つ」と憤りました。「国の宝九条」の横断幕を手にした女性(72)は「戦争する国にすることは許されない。若者と一緒に頑張って安倍首相を追いつめ、憲法を守りぬきたい」と語りました。