JR東日本大宮支社は11月6日、南浦和駅の改良工事計画についてプレス発表しました。 これを受けて、守谷千津子市議と今井はつえ川口市議会議員が南浦和駅を視察しました。
案内と説明のため、大宮支社企画室の担当者と駅長が同行しました。
改札内コンコースにあるジューサーバーは撤去してここに武蔵野線6番線(船橋方向)へのエレベーターができます。
京浜東北線大宮方向ホームと武蔵野線6番線(西船橋方向)に直接つながる連絡階段ができます。 これによって混雑緩和が進みます。
武蔵野線西船橋方向ホームには待合室が新設されます。
改札内コンコースにはオストメイト(人口肛門)対応、赤ちゃんのオムツ替え車いす対応などの多機能トイレの新設がされます。 赤ちゃんを連れたママさんや車いすの方からは切望されていたものです。
また京浜東北線大宮方向ホームに在った事務室をコンパクトにして混雑時への安全対策を強めます。
そして、いよいよ駅外側へのエレベーター設置は、さいたま市が実施するものですが、西口の設置場所は以前にラーメン屋さんがあった場所で、今年度(2014)年予算で撤去工事が始まります。
東口へは、西口が完了次第まず交番を移設して、そのあたりに外付けで設置する計画です。
以上が今回の改良工事の概要です。南浦和駅は本当に古い駅で改良に改良を重ねている駅です。そのためにホームが狭いことや通路が複雑なことが気になります。 また今回の改良に当たっても、乗換駅としての機能が優先されていて南浦和駅から乗り込む人にとっては不合理で不都合な点がいくつもあり、改善の要望があがっています。
一日11万人が利用するターミナル駅であるにも関わらず、特にホームの幅が狭いことも不安材料です。
山手線沿線駅ではホームドアーの設置が着々と進んでいます。南浦和駅でもホームドアーの設置も、利用者の安全確保のために急がれます。そのためには国の補助制度を拡充することも必要です。