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最賃 時給1500円に 「エキタス」デモ ― ラップ調で若者400人

2016-12-05 | 人権・生存権・労働者の権利を守ろう

 最低賃金を時給1500円に引き上げるよう求める若者グループ「AEQUITAS」(エキタス、ラテン語で「正義」「公正」の意味)は4日、東京都新宿区でデモ行進しました。400人以上が参加。ラップ調のコールで「全国一律最低賃金、1500円あげろ」「中小企業に税金まわせ」と訴えました。
                                写真
                                
(写真)「最低賃金上げろ」
                                        とデモ行進する人たち
                                            =4日、東京・新宿

  マイクを握った女性は「アルバイトや派遣を続け、生活が精いっぱいで、家族を持つ夢も消えた。非正規雇用でも生活できる最賃1500円にしてほしい」と強調。介護士の男性(31)は「介護は他産業より月10万円も賃金が低い。利用者の尊厳を守って働く専門性にふさわしい待遇が必要だ」と発言しました。

 エキタス東海で活動する男性(19)は「高校時代のコンビニバイトで時給が15分単位だったり、違法な深夜労働をさせられた経験から、おかしい職場を変えたいと参加しました」。

 神奈川県の女性(26)は「自治体の非正規雇用ですが、親から仕送りをもらって生活しています。せめて、全国一律で時給1000円以上をすぐ実現してほしい」と話しました。

 日本共産党の山添拓参院議員が参加しました。


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