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首相、49カ国訪問 - 目立つ原発、武器セールス

2014-09-10 | 自民党 アベノミクス・暴走・独裁政治

訪中韓いまだなし

 南アジアを歴訪中の安倍晋三首相は7日午後(日本時間同)、スリランカを訪れ、ラジャパクサ大統領と会談しました。第2次安倍政権下での訪問国は49カ国目。小泉純一郎元首相の48カ国を上回り、歴代政権で最多となりました。

 首相は就任以来、「地球儀を俯瞰(ふかん)する外交」を掲げてきました。24年ぶりとなる今回のスリランカなど久しぶりの訪問や、7月下旬のトリニダード・トバゴ、コロンビアなど、日本の首相として初めて訪問した国も目立ちます。

 安倍首相の外遊がハイペースで進んだため、今年度は予算が枯渇。このため、外務省は来年度概算要求で、首相や外相らの外国出張旅費について、前年度当初比7割増の16億3000万円を計上しました。また、防衛省概算要求では、首相の外遊などで使用する政府専用機を買い替えるため、542億円を計上しています。

 安倍外交で目立つのは、大企業関係者を多数引き連れて日本企業の商品を売り込む「トップセールス」です。さらに、原発や武器の売り込みやこれらに関連する協定などの締結も目立っています。

 スリランカでも「シーレーン防衛」で海上自衛隊とスリランカ海軍の連携や巡視艇供与の検討を確認しました。

 一方、「地球儀を俯瞰(ふかん)する外交」といいながら、近隣の中国、韓国への訪問はいまだに実現できておらず、実態は「ドーナツ外交」との指摘もあります。首相は11月上旬に北京で開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議に出席する意向ですが、習近平主席との会談が実現するかどうかは未知数です。 

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