「戦争への道、集団的自衛権の行使を許すな」「安倍首相は憲法9条を守れ!」。大阪市中心部のメーンストリート・御堂筋で1日、戦争への暴走ストップ6・1御堂筋パレードが行われました。今年一番の暑さの中、府内各地から集まった1200人が、淀屋橋からミナミの繁華街・難波まで、約2時間にわたってアピールしました。大阪憲法会議、大阪弁護士9条の会など幅広い9団体が呼びかけたものです。
「『教え子を戦場に送るな』とずっとやってきました」という堺市北区から来た退職教員の女性(65)は「海外で戦争する時代がやってくるとは思ってもいなかった。安倍暴走政治をストップさせたい」と話しました。
行進に先立ち、大阪市北区の中之島公園で開いた集会では、とめよう改憲!おおさかネットワーク代表の中北龍太郎弁護士が基調報告し、「市民の多数は集団的自衛権行使には反対です。共同した取り組みで、安倍首相の改憲への暴走ストップの大きなうねりをつくろう」と訴えました。
大阪弁護士会の石田法子会長は「憲法改正の手続きも取らずに憲法を変えてしまう、裏口入学以上にもっとずるいやり方で変えることは危険です。この動きはおかしいという国民の声を集め大きな声にしていきましょう」とあいさつしました。