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きょうの潮流

2017-08-22 | コラム

「12月まで28も講演依頼があります。核兵器と安倍政権。関西なので橋下維新を加えて、三つの敵とたたかいます」。関西学院大教授で原水爆禁止世界大会起草委員長の冨田宏治さんの、8月以降の抱負です▼核兵器廃絶と安倍政権打倒は串刺しの課題です。「歴史的な核兵器禁止条約の国連会議に行きながら、わざわざ“反対”を表明し退席する政権ですからね」。条約は122カ国という圧倒的な多数の賛成で採択されながら、いまもって「核保有国と非保有国の橋渡し役になる」とは詭弁(きべん)だと▼「反対する向こう側に渡った。橋渡し役をみずから放棄して分断をより広げました」。世界が“唯一の戦争被爆国”の日本に期待したのは条約に入り核兵器を広島、長崎に落とした米国を含め核保有国を説得する役割です▼空席となった日本の席に置かれた折り鶴に書かれた言葉に表れています。「wish you were here」。「あなたがここにいてほしい」のです▼「賢人会議」という有識者会議を秋にもスタートさせて「橋渡し役」のさらなる口実を考えさせようという安倍首相です。「もう被爆者の願いにそむく安倍はいらない。市民と野党の共同をさらに広げてまともな自民、保守と対話してアベ独裁は許せない共同を」と冨田さんは呼びかけます▼最新刊の『核兵器禁止条約の意義と課題』でも「世界の急テンポの動きを見ると、安倍政権を倒さないと日本国民は世界に顔向けができません。日本国民の国際的な責務です」と。

 

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