許すな憲法改悪!市民連絡会、平和をつくり出す宗教者ネットなどが「朝鮮半島を再び戦場にしないで」と呼びかけた緊急集会が22日、衆院第2議員会館前で開かれ、約100人の宗教者・市民が参加しました。
主催者の「憲法第九条を持つ日本国政府として、早急に最悪の事態を回避するため、6カ国協議を再開し、対話による平和解決を求めるべき」という呼びかけ文が読み上げられました。日本キリスト教協議会議長の小橋孝一さんは、聖書の「剣を鞘(さや)におさめなさい」という言葉を引きながら、「日本はアメリカの核兵器に頼ることをやめると宣言し、実行すべきです」と訴えました。
参加者が次々とマイクをとり「最大の抑止力は対話。いっしょのテーブルについて話し合うべきだ」(仏教徒)、「いまの米政権は危ない。それを止めるのが平和憲法をもつ日本の役割」(カトリック神父)とのべました。
日本共産党の井上哲士、社民党の福島みずほ両参院議員があいさつ。井上氏は「ただちに危機打開のための無条件の対話に力を尽くせ、日本政府は核兵器禁止条約にサインしろ、それをやらないなら我々は政府をかえますよという声を突きつけましょう」とのべました。