四週連続 歴史旅

関ヶ原 神坂峠 と二週連続で ハードなウォーキングをしてきて もうお腹いっぱい…と思ったら、夫が 何も予定のない週はつまらないなぁとぽつんと言いました。

え？やる気になってる？'(*ﾟ▽ﾟ*)'

私の趣味に付き合わせてしまって申し訳ないと思っていたけど、案外 楽しんでくれてるみたいです。

先週の金曜日はとても天気が良く、明日はきっと山が綺麗に見えるだろうなぁ。絶好の天気だろうなぁと私も思っていたので、

土曜日に日帰りでウォーキングすることにしました。中山道 中津川宿から大井宿まで歩くコースです。

朝 私は仕事があったので、急いで片付けて、現地に到着したのは 12時。

さっそく、観光センターで 栗きんとんと栗大福と栗おこわが美味しそうなので購入。(目的はそれ？)

それから まず腹ごしらえ。



栗ご飯が食べたかったんです。欲を言えばもう少しごはんを大盛りで…笑

色々キョロキョロしながら 進みます。



途中 なにやら 線路際にカメラを持った人が小さく見え、撮り鉄さんです。ということは もうすぐ何か電車が来る！ということです。



特急しなのです。

それからしばらく歩いていたら



貨物列車〜！

私の住んでいるところにはJRがないので、なぜかとても嬉しいです。



一里塚跡。これだけのスペースがあれば、復元できそうですね。

そして、そろそろ見えてくるはず…
見えてきました。



御嶽山です！

御嶽山は中山道の木曽路からはあまり見えません。しかし、木曽路を離れて美濃路に入ると見えてくるのはなんとも不思議なものです。
写真では小さく見えてますが、実際はもっと大きく感じます。


羊穂と御嶽山。なんというのどかで美しい風景でしょう。


あちこち道草しながら歩いているので、日も暮れかかってきた。日暮れまえには甚平坂に行かなければ。



ぎりぎり日没までには 間に合いました。
甚平坂から見える御嶽山が また素晴らしく神々しいです。
やはり神がいるとさえ感じます。

頂上が夕日で光輝き、だんだんと光が消えていく様を堪能しました。歩いてきたからこそ味わえる充実感です。

御嶽山は有史以来噴火はなかったのですが、昭和54年に噴火しました。 それは神の山に人工的な開発が入り、スキー場など山肌が汚され、山の神がお怒りになったのだとか。
数年前の噴火では、多くの犠牲者が出て、もはや人は容易く近づくことができない山です。

休憩もなくあるきつづけているので、お腹が空いてきて 中津川で買った栗おこわと栗大福を食べました。



素晴らしい天気と素晴らしい景色。古の旅人も同じように秋の景色を楽しんだのでしょうか。

しかし、この日歩いた場所は リニア新幹線のルートとなっていて、坂本駅が予定されているところなのです。リニアができたら、もうこんな長閑な景色は無くなる。開発されて、ビルとかできてしまう。

こんな大切なものをなくしてまで リニア新幹線は必要なんでしょうか。

リニアかできる前に、また訪れたい道です。

大井宿に着く頃には、とっぷり日も暮れて…





さて、来週は鳥居峠です。