質素な毎日☆ひとりごと

主婦 斜め上からみる雑感いろいろ。

2016-06-21 22:48:40 | 日記
韓国料理など食べると、お箸とスッカラと呼ばれるスプーンがついてくる。金属のお箸はちょっと使いにくいのだけど、スッカラを使うととても食べるのが楽です。

日本食はお箸オンリーなので、汁物もそのまま 口につけて飲まなければならない。うっかり滑らせてこぼしてしまうこともある。
伝統といってしまえばそれまでなんだけど、結構不便な食事の仕方ではないかと 最近ふと思った。

碗を左手で持ち、右手で箸を持つという文化は日本以外にどこがあるのだろう?
かつて レンゲというもので お粥や鍋のつゆとか食べた記憶はあるが、レンゲも日常的には使わない。

親子丼には 木の匙がついてくるところがあるらしい。 最後のほうは米もドロドロになってるし、大きな碗を持って掻き込むのも日本的にはありかもしれないけど、最初から匙でスマートにたべたほうが良いのかもしれない。

我が家では親子丼は木の匙で食べるし、その時お味噌汁があれば、その匙で食べる。

お味噌汁の碗も日本はなぜか木の碗がスタンダードである。それでも本物の木なら 口につけても風情があるが、ほとんどは木目のプラスティック。 高級な店や こだわってる人は木の漆器や木の碗を使うかもしれない。

何も木にこだわらなくても 陶器でもいいんじゃない?と家族に提案したことがあったが、やたら保守的で融通の利かない人達なので却下された。なので高いけど木の碗を使ってる。

と、匙の話なんだけど、日本食の食べにくさが 多少は日本食離れを引き起こしたのかなと 推測してみる。

一匹魚なんて 箸と素手を使わないと食べられない。汚れた指がうっとおしい。
行儀もうるさいので 手で食べられるパンとかサンドウィッチとか 柔らかいハンバーグ、食べやすいカレーやシチューに あっさりと流れていってしまったのも頷ける。

箸と匙が日常的に使えたら、きっともっと食べやすい日本食になっていた。
でも 文化というのは 時代とともに変わっていくから、だんだん匙を使う方向に変わっていくかも。

高齢化だし、お味噌汁は直接飲むより匙ですくって飲んだほうが 飲み込みやすいし、流し込む食べ方にならないんだよね。

最近 韓国料理の本やネットで韓国の家庭料理をいろいろみてるけど、韓国料理のほうがいろいろ優れている点が多い。野菜の料理も種類が豊富だし、発酵食も豊富。そして 何より主食であるご飯をよく食べるようだ。
どこかで読んだのだが、デパートには惣菜売り場がないとか? みんな家庭で常備菜を常備しておき、日本人みたいに毎日違う献立を食べないらしいので無駄がないらしい。


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