王様の耳はロバの耳☆

兼業主婦の独り言~母親業も主婦業もお仕事も同じやるなら楽しまなきゃ~

『こちら南極ただいまマイナス60度』

2006-03-24 12:17:03 | 読んだもの
この本は日本人女性記者として初めて南極で越冬を
体験された朝日新聞記者中山由美さんが、
アサヒ・コムのホームページの「南極ブロジェクト」のコーナーに
滞在期間の1年4ヶ月の間、毎日アップしていた南極からのメール
「ホワイトメール」をまとめたものです。

当時は載せられなかったおまけのお話も今回本にするにあたって
掲載されているらしいですよ

先週のいつだったか、移動中ののラジオで中山由美さんが
この本の宣伝をしてらっしゃいました。
ちょうどディズニー映画で「南極物語」のリメイク映画が
上演されるっていう話を「めざましテレビ」で見ていたので
なんだか最近南極の話題多いなんて思いながら
聞いていました


そしてその日の夕方何気に図書館に言ったら
この本が返却コーナーの所にあったんですよねぇ~

あんまりこの手の本は読まないんだけど
なんだか縁があるかも?なんて思って借りてしまいました




この本を読んで思ったのは、自然の厳しさ、すばらしさ
当たり前に水が出て電気を使えて暖がとれる事のありがたさ等
いろいろありますが、一番心に残ったのは・・・・

「全国こども相談室」というラジオ番組が南極と交信して
昭和基地の中山さんが子供達の質問に答えるという
企画の時、質問を送ってくれた子供達の中に
お父さんがちょうど昭和基地で働いてる12歳の女の子
がいました。

ラジオの人がその子に
「お父さんが一年以上もいないと寂しくない?」と言った質問に
その子は
「お父さんが楽しいことできるなら良いかなっと思って」と答えたんです

自衛隊の海外派遣と違って南極に行く人は仕事の為と言っても
やっぱり自分の夢を追いかけての部分もあるのかなっ?

その間は家族と連絡とるすべもあまりなくて、本人達も寂しいでしょうが、
留守を守らなくてはならない奥さんは本当に大変なのに
子供さんがあんな風に言ったって事は、きっと奥さんが
子供達にきちん話して、けしてお父さんの事悪く言ってないから
なんだろうなぁと感心したのでした

子供に父親の悪口?は言わないようにと思っても、
ついつい愚痴っちゃうことあって、ますますお父さんは
孤立無援になるってパータンありますよねぇ~

その子の質問には、局のビックリプレゼントでお父さんが特別に
答えてくれました

寒いのが大の苦手の私が南極にいく事は無いと想うけど
(苦手でなくても、そうそういけませんよね?
光のカーテンオーロラは一度生で見てみたいなぁ・・・
あの厳しい環境の中で耐えこその自然からの贈り物でも
あるのかなぁ・・・


余談ですが、「全国こども相談室」は1964年7月に始まった
そうです。
って事は私と同い年なんですよねぇ~。
月も一緒だし・・・
マイ、トリビアでした