30年程も前、京都の散策路の所々に地元の農家の方が「出店」している無人の販売所があり、小さな屋根を作りその下に野菜や果物、御菓子などが、一品100円ほどで売られていた。
代金はそばにある小さな箱に入れる仕組み。最近は少し町を離れるとこんな風景がよく目に付く。しかし今では販売数と投入金額が会わないことが多いらしい。
見られていなければついすくねてしまう人間の悲しい性なのだろうか?。 そして、またしても社会保険庁の不祥事はなんとも醜悪。
発足以来、職員が横領した保険料、給付金など実に一億四千万円を超え、関連事務の市町村職員も二億円ほどを懐に入れたらしい。
言語道断、一般企業なら当事者は即懲戒免職の所業だろう。おそらくは多くの職員が真面目に職務をこなしている中での出来事だと思いたいところだが、氷山の一角と見られても仕方ない。
中には既に退職し、何食わぬ顔をして笑んでいる連中もいるに違いない。容疑者、は公表し、くすね盗ったお金は返金させ、舛添厚生労働相の言っているように牢屋に入ってもらうのが至極当然の流れだ。