老後の日々

果物に野菜作り等、
今では趣味にして気間々にやっています。

漢方療法

2007年07月07日 | Weblog

これと言った原因がないのに、下痢をしやすい、疲れやすい、風邪を引きやすい、こうした虚弱体質の子供には、先天的なケースと後天的なケースがあり、後天的なケースが多いとのこと。

おなかが弱いために下痢をしやすく免疫力も低下して、いろんな症状を起こすと考えられ、原因がとくに見あたらないため西洋医学では治療が難しいが、漢方では症状と体質に合わせた治療法が取られる。

基本的には小建中湯を用い、この薬は、お腹を強くして消化力を上げる働きがある。さらに貧血気味の子供には、それに造血作用のある成分を加えた黄耆建中湯が用いられる。

年に何度も風邪を引くなど免疫力が低下している場合は、免疫の働きを活発にする柴胡桂枝湯が有効と言う。

一方、先天的な虚弱体質のケースでは、発育を促す働きがあると考えられている六味丸が用いられることがあると言う。

いずれも年単位の服用が必要ですが、有効なケースが少なくない。長期間服用するので中には胃腸傷害など副作用を伴うケースもある。

幼児の場合は副作用の症状を訴えることが出来ないこともあるため、親御さんは特に経過観察などの注意が必要で、、漢方治療を行っている小児科か内科に相談してくださいとの事です。


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