「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

練習艦隊大阪港に現る!~「練習艦隊の夕べ」編~

2014年04月01日 | 海上自衛隊
え~、お待たせいたしました!


ほんっとに、お待たせして大変申し訳ございません!!!!!!


舞鶴から戻って参りました。


これはこれで、また、UPさせて頂きますので、お楽しみに♪






さて、いよいよ、私は何よりも楽しみにしていたのが、


この「練習艦隊の夕べ」です


練習艦隊の、レセプションパーティですね。


まぁ、私はそもそもパーティの類が大好きなのですが、


それが、海上自衛隊とのパーティなのであれば、言うに及ばず


っていうか、今回、これが楽しみできたんですもの


もっというと、これ以上に私が楽しみだったのは、


このパーティに参加することでGETできる、


翌日の艦上レセプションパーティに参加することですよ


うふふふ


もう、私、このために3月はあらゆることをがんばった。


ほんとにがんばった(笑)


そんな自分へのご褒美です、これは。


しかし、これも、いつもお世話になっている某司法書士の先生のおかげがあってこそ


先生、本当にありがとうございます







はりきって着替えも済ませて、


会場(由緒ある「太閤園」)に向かうと、けっこうな人が集まっています。


唐津も海自熱が熱いと思っておりましたが、さすが大阪、熱いです。



この中、初任士官たちの登場を今か今かと待っておりました。


すると、


入場のアナウンスとともに、


軍艦マーチが


その中を、初任士官殿たちが颯爽と入場


なんですけど、遠くて写真撮れず…役立たずで申しわけありません


私の心の中にはしっかりと焼きつけているのですが、


お見せできなくて甚だ残念です(笑)


ステージの前に、皆が整列し終わり、


練習艦隊司令北川文之海将補のご挨拶。


…たいてい、この手のスピーチは面白くないですけど、


さすがは、ユーモアを大事にする海軍。


「フレッシュな若手幹部に加え、一部そうでもない者も混じっておりますが(笑)」
 (C幹部のことと思われ…)


と、笑いに厳しい大阪の地で、


爽やかな笑いを取る技術は素晴らしいの一言


しかも、


「なにぶん、社会人となったばかりで、会話もままならない者たちですので、

 最初の寄港地が大阪でよかったと、心から思っております…」


などと大阪を品よく褒める、見事なヨイショ。


このあたりが、さすがは海将補…世が世なら「閣下」と呼ばれるだけの方ではあるな、


そんな事を思いつつ、一人ニヤニヤ(笑)


で、フレッシュな方(笑)の士官たちがコチラ↓↓↓



フレッシュですね、たしかに。


彼等は、関西出身の士官たちです。


こうやって、土地土地の出身者は前で紹介されるようですね。


このあと、花束贈呈が行われるのですが、


この大阪での練習艦隊の夕べでは、他の地方には決して呼ぶことのできない人物が、


花束贈呈を行います。


それは・・・・


タカラヅカの女優さん(っていうの?)


むろん、写真NG。


この後、男役さん1名と娘役さん2名によるステージ披露。


ちなみに、花束贈呈は男役さんからだったのだが、


ここは、後に、同じテーブルの士官殿と


「花束贈呈は、娘役の方がいいんじゃね?」


と、ツッコんだところ。


なんとなくね~。


もらった士官(むろん男性)は、娘役さんからの方がうれしいんじゃないだろうか…


しかし、初めての生タカラヅカが、自衛隊のイベントって、どうよ?(笑)


でも、華やかでいいですね


ちなみに、宝塚音楽学校では、行進の練習などのために、江田島に送り込まれるらしいです。


まぁ、校風の厳しさは通ずるところ。


わからないでもないかな。





しかしだ、正直なところ、私は、


ヅカよりなにより、少しでも長く、初任士官クンたちとお話したいわけですよ


喉も乾いたし…


早く終わって~~~~


と思っていたら、今度は来賓の紹介。


いろんな方たちのお名前が呼ばれる中、


「潜水艦○○艦長…様」(←もちろん、ワザと伏字です。忘れたわけではありませんので)


というご紹介が数人あり、私の意識は一気にそっちへ。


なんと潜水艦の艦長さんが集結しているとは


「約束の海」を読んで以来(って、つい先月の話)


もう一回、潜水艦乗りとお話させて頂きたい、と思っていたら、


まさかの、こんな早いタイミングでのですよ(笑)


自分の引き寄せ力にびっくり


しかし、遠いんだよね。


初任士官くんたちとも話たいし、どうしたもんかな~


とか考えている間に、ようやくご歓談タイムへ


各テーブルに、4名づつくらい初任士官くんたちがやってきます。


そして、我がテーブルには…


おお~、なかなかのイケメンくんが来てくれたでないの~


乾杯の前に、慣れない手つきでお酌をしてくれる初任士官くんがかわいい


そして、ようやく(ほんとにようやく)かんぱ~~~~い


飲みつつ、誰と話そうかな~と見てると、


先ほどお酌をしてくれた初任三尉殿の胸には、


体力徽章がついている。


「あ、体力徽章すご~い」(←ちょっとキャバ嬢っぽい言い方になってしまった


すると、


「でも、シルバーなんで…。水泳がダメだったんですよね」


と。


「え~、でもすごいじゃないですか!」


と、なんだか当たり障りのない会話から始まりました。


さ~、ここからと、思っていたら、側にいた見ず知らずのおっさんに割り込まれ、


邪魔されてしまった私。


どうにか割り込み返そうと、隙を窺っていたら、


同席の、と~っても上品な奥様が、


「あのね、こちら、島根のご出身なんですって」


と、とっても品よく、それまでお話してらした、別の初任三尉殿をご紹介してくださいました。


「え?島根だと出雲大社ですね」


と、島根に反応。


「あ、はい。自転車で10分です」


おお、出雲大社のご近所とは。


「じゃあ、いずもに乗れたらいいですね~(笑)」


「さぁ、どうでしょうね」


ってな感じで、お話が始まりました。


ここで、私、かねてより一度は聞いてみたいと思っていた事を質問。


「あのね、海上自衛官の士官と会うたびに思うんだけどね、江田島って、

女性のエスコートの仕方でもカリキュラムにあるの


「あるわけないです、そんなもの(笑)」←さっくり。


だよね(笑)


「いや~、だってね、海自の士官って、なんか女性の扱いがすごく紳士的だから。

 駅まで必ず迎えに来てくれるし、とにかく細かくいろんな事を気遣ってくれるもの」


というと、防衛大出身の三尉殿は、


「あ~、それは、我々はとにかく迷ったら大変な方を選べ!と叩き込まれていますので」


と。


なるほどね


ものすごく、ものすごく納得。


そ~いうことだったのか


こちらのわがままを、いつも聞いて下さるのも、


わざわざお迎えにいらして下さるのも、


単に、おもてなしの精神だけでなく、そういう事が根底にあるのか、と


妙に納得しました。


そう考えると、あの時もこの時も、全てそうでした。


どんな時でも、自衛隊は、


「大変な方」を選択して行動してくれています。


それが、どんなに小さなことでも…。


この事が聞けただけでも、大阪まで来たかいがあった、とそう思います。






早々に、そんな素敵な話を聞いてしまったので、


あとは、結構他愛のない話をしていました。


すると、私の位置からテーブル向かい2時方向に、


某潜水艦の艦長さんが


なんと、わざわざ私のテーブルに艦長さんが来ている。


さっき、遠いからどうしようかな~って思っていたのは、一体なんだったの


ここで、三尉殿に、ちょっとだけごめんね


と言って、艦長さんの所にGO


他の初任三尉殿とご歓談中に、


「お話中、失礼いたします。御挨拶させていただいてもよろしいですか?」


とお邪魔。


艦長さん、快く、どうぞどうぞと仰ってくださいました。


まぁ、大した話はしていないんですが、


海自大好きオーラ満開で、熱く語っていると、


艦長が、若い三尉殿に向かって、


「ほら、ね。こういう人もいるんだよ。大丈夫だから」


と、なにやら不安そうな顔の三尉殿に、微笑みながら仰った。


え~っと、どういう人ですか???(笑)


なんか、悩んでいるんだろうけど、こんなことで多少なりとその不安が払しょくされたのなら、なにより。


いくらかは、艦長のお役に立てれたようでよかった、と思っておこう(よくわかんないけど)


たぶん、潜水艦に乗る予定の三尉殿なんでしょうね。


そして、元の席に戻ると、いずもの彼は隣の別の士官とご歓談。


その別の士官は、同じ江田島の同期ながら、階級は二尉。


どういう事か言いますと、こういう事です。


防衛大学校 or 一般大学卒 ⇒ 三尉スタート


大学院卒 ⇒ 二尉スタート


なんです。


ちなみに、私はこの手の二尉の知り合いが二人いるので、


このシステム(っていうの?)を知っていました。


ここでかねてよりの疑問。


通常軍隊では、この階級1つの差が半端なく大きいんだけど、


二人は、どうみてもフツ―に同期として話している。


「あのさ、二尉と三尉でも、やっぱ同期は同期なの????」


「そうですよ。だから、江田島では階級見て『あっ!敬礼…』と思いきや、

 お~っと、コイツ同期だった~。あぶないあぶない(笑)ってことがよくあります」


なるほどね(笑)


なんだかややこしい。


「ところで、明日は艦上レセプションだよね


「そうですよ。明日は我々が、接待させて頂きます」


…何をおっしゃいますか~。


今日だって、なんだかんだ言って接待される側のはずなのに、


気ぃ使っちゃって、接待してる雰囲気満載じゃないの~もうっ


しかし、毎回書いてるけど、本当に海自の士官って、いろんな事させられるよね(笑)


って言う事が、次回、よ~~~~く分かりますので、


お楽しみに


練習艦隊の夕べ@太閤園の夜は、あっという間に過ぎました。