5回、と言っておきながら、けっきょく6回になってしまいした(笑)
これで練習艦隊編は最終回です。
長々とお付き合い頂きまして、ありがとうございます
さて、
昨年、この存在を聞いてから、いつかは行ってみたい


と思っていた海上自衛隊の行事が、
①洋上慰霊式(←行事、と言ってはいけないと思うのですが、他に言葉がみつからないので…)
②艦上パーティ
の2つなのですが、
こんなに早々と、さくっと、叶ってしまいました(笑)
何より、当人が一番驚いております…。
そんなわけで、
うっきうきで、2日つづけて大阪港に向かいました。
そして何より、二日続けての、練習艦かしまへの乗艦
わ~~~~~~~い


しかも艦上では、爽やかでフレッシュな士官たちが、
おもてなしをしてくれるんだもの~
こんなに楽しいパーティがこの世にあるんだろうか…???
ウキウキしすぎて、2時間も早く到着してしまったので、
ベイサイドプレイスの2階でぼ~っと、練習艦隊を眺めておりました。
ら、
セーラー君たちが、うやうやしげに、せとゆきからかしまに
一列に並んで、お料理を運んでいる姿が見えました
おお、さすがは料理にこだわる海軍
お料理は全て艦上で手作りなんですね


ちなみに、大村駐屯地でのパーティの時は、
偶然見てしまったのだけど、ほっ○もっ○のお料理が運ばれていました…が。
食へのこだわりっぷりの違いなのでしょう。
こういう違いが、私的にはとてもおもしろくてツボなんですよね~(笑)
さて、時間よりやや早めに受付に向かうと、
もう、そこそこ人がいる。
受付を済ませ、名札を頂いて、乗艦案内をまっていました。
ちなみに、かしまのタラップは前と後ろに2つあります。
前日のかしま見学の時は、後ろから登って乗艦したのですが、
その時、例のやたら笑顔のアテンド役の彼が、
「前の方はエライ方やVIP用の階段でして、我々はお掃除の時しか足を踏み入れる事ができません」
と仰っていた前方の階段。
ふと、思った。
もしや我々は、今日はこの階段から乗艦させていただけるのではないだろうか?
だって、昨日の歓迎会のおかえし
としてご招待を受けてるんだもの。
おそらくそうなんじゃ?と、思っていたら…
「はい、では皆様、大変お待たせいたしました。それでは、今から皆様を、
前方の階段より御案内いたします
」
とのアナウンスが。
ほらきた
やっぱり
みんななんとも思っていないだろうけど、私一人、密かにテンションダダ上がり


こんなチャンスそうそうないだろうから、
一歩一歩を踏みしめて上がらねば(笑)
そう意気込んで、タラップへ。
ん???

さすが、VIP専用タラップ
木が貼ってある
ふつうは、ほら、あれですよ、カンカン言うヤツ(笑)
一人、そんなことに感激しつつ
いやでもニヤニヤしながら上がると、前日の見学の時に気なっていた、
研修室みたいな部屋に通された。
ここで、荷物を預けます。
部屋は研修室みたいでも、接遇は一流ホテル並み
「準備が整うまで、こちらでお待ちくださいませ」
と通されたのは、お隣のあさぎり

こ、これはうれしい
っていうか、超
ラッキー


なんて、なんてうれしい
招待客のおじさんたちは、展示されているSH-60Jに群がっていたけど、
私が興味しんしんだったのは、こちら。

そう、これこそが、一度は体験してみたいと思っていた、
格納庫パーティ
ちゃんと、蝶ネクタイをしているお給仕担当の方は、
もちろんみなさん、海軍士官のニューフェースたちです
「お飲み物どうぞ~」
の声とともに、ドリンクコーナーへ。

「白ワインをください
」
というと、プラスチックの小型のワイングラスみたいなのを、
初任士官殿が手に取り、ワインを注ぎ始めた…のですが、
見ていられないくらい、手がふるえてるのね
だ、大丈夫????
ハラハラしながら、見守ってしまう…。
白ワインを頂き、今度はお料理を頂きに。
ビュッフェ形式なので、さっさと取りに行かないと、
すぐに無くなってしまうのは、時間の問題。
取りあえず、食べたいものを取って行くと…

笑っちゃうくらいのお子様メニューに(笑)
テーブルないんで、写真が撮りにくいったらありゃしない。
そして、これをさっさと平らげて、めざすは奥のカレー屋台
ちょっと並ぶと、おっ?なかなかのイケメン君がカレーをよそってくれている
「すみませ~ん。お写真撮らせていただいてもいいですかぁ?もちろん、UPはしませんので」
というと、はにかみ笑顔で
「えっ、あ、はい。…なんか照れちゃいますね
」
ううっ、かわいい
彼の制服姿をぜひとも拝みたかったわ…。
あ、この時は、居酒屋の店員みたいな茶色の作務衣をきていたから(笑)
なんか、ふつーに居酒屋で
「はい!よろこんで!」
とか言ってそうなかんじ…。
そんなイケメン君によそって頂いたカレーがこちら↓↓↓

昨今、護衛艦のカレーというと、過度の期待が寄せられるかと思いますが、
そして、いかにも私も過度の期待を寄せたわけですが、
ま、フツ―でした(笑)
あとは、おでんの屋台もありましたね。
ですが、私はさっきから、準備が整ったらしい、かしまの方が気になって仕方ないので、
カレーを手に、かしまに移動。

あさぎりから見た、かしまの会場↑↑↑↑
この屋根の幌(って言うのかな?)かなり大変らしいね、設置するのが。
やったことある人から聞きました。
お疲れ様です…。
さて、移動すると、かなり人が多い。
知り合いもいないし、誰と話すでもなく、カレーをもくもくと食べながら、
会場を見渡していると、
「間もなく、自衛艦旗の降下のため、乗員が会場を通ります」
というアナウンスが
ご存じの方も多いと思いますが、
自衛艦旗は、毎日、朝0800時掲揚し日没に降ろします。
一度、この自衛艦旗の掲揚と降下を見てみたいとは思っていましたが、
ここでもまさかの、です。
いそいそと自衛艦旗の方に向かいました。
そこは、焼き鳥屋台の裏(笑)(艦上にはいろんな屋台がありました(笑))
よし、ベストポジションキープ
と思っていたら、私のすぐ後ろに、二佐の方が2人並んでいらっしゃいました。
どうやら、お二人とも潜水艦の艦長さんの模様。
来たよ
またもや偶然引き寄せちゃったよ(笑)
ちょっと、自衛艦旗どころじゃなくなってそわそわしてきたが、
まずは、この降下を見とどけないと!と、自衛艦旗に集中。

このまま、5分ほど待ちますと、ラッパが鳴って、自衛艦旗が降ろされます。

いや~、感無量…感激です。
降ろされた自衛艦旗は、もちろん大事にたたまれて、運ばれて行きました。
この一連を見とどけ、満を持して、後ろの潜水艦艦長さんコンビに話かけました。
(信じられないと思いますが、私は自分から話しかけるのは、大の苦手です…)
「あの、この自衛艦旗の降下って、普段通りのやり方と同じなんですか?」
すると、左側の艦長さんが
「普通は、ラッパは前の方で鳴らしますが、それ以外は同じですよ」
と教えてくれました。
「普通は、ラッパは前の方で鳴らすんですか?…そうなんですね~」
「はい、そうです」
「あの、ところで、お二人は潜水艦の艦長さんでいらっしゃるのですか?」
「そうですよ。○○と○○です」(←もちろん、例によってワザと伏字)
「そうなんですね
あの、私、一度だけ潜水艦に入らせて頂いた事があるんです」
「そうなんですか?どこでですか?」
「□□でです」(←ヒミツ)
「それは、珍しいですね。とういうか、私はイヤですね(笑)」
「どうしてですか?」
「…行ったことがない岸壁につけるのはいろいろと、かなり大変なんですよ。リスクも高いですしね」
そりゃそうだ。
でも、そうなのかぁ~。
でも、確かに護衛艦と比べると、特にあちこちの岸壁につける必要がないもんね、潜水艦って。
「あの、ところで、私この前、山崎豊子の『約束の海』を読んだんです。
それで、ぜひ、潜水艦乗りの方とお話させていただきたいと思っていまして…」
とういうと、それまで黙していた右側の、かなり若く見える艦長さんが、
「あ、あれ読まれました?!」
と突然前のめりに(笑)
さっきまでの方は
「私は読んでないですね(笑)」
と。
「はい!読みました!…あの本を読んでから潜水艦乗りの方とお会いしたかった!
ってすっごく思っていました!」
「私じつは、前の艦の時に副長として取材をうけたんです
」
なんと



「ええええ


そうなんですか
」
「はい、あとがきに、書いてあったと思うんですけど」
まさか、まさかですよ
先月読んだばかりの本の、
まさに取材を受けた方とご対面できようとは…
名刺を交換させていただき、さて、こっから
と思っていたら、いきなり着物を着たばばあ奥様とおっさんご主人に、
一言もなく割り込まれた。
しかも、
「いつまでドック入りしているんですか?」
という質問。
「あの、それは言えないんですけど…」
と困り顔の艦長。
そりゃそうだ。
この無礼千番な2人を前に、時間が勿体ないのでやむなく撤退する決断をした私。
お礼を言って、速やかに移動。
うろうろしていると、
ん????
先日、せとゆきでヘンな質問した私に、やさしく答えてくれた副長さん発見。
よし、行くか。
「あの~、昨日、一般公開の時に質問させて頂いた者なんですけど、覚えていらっしゃいます?」
ちなみに、1000人以上の見学者がいました。
「あっ!覚えています!前の方ですよね?あの、かしまの白い布について質問してきた…」
うむ、いかにも(笑)
「あっ、ハイ!覚えてくださってました?!よかった~
」
っていうか、あんなヘンな質問した人って、おそらく1000人中1人っていう自信ある。
これを皮切りに、お話していくと、共通の知人がいることもわかり、
楽しい会話に花を咲かせていると、
またもや邪魔が…
おっさん連中が、
「彼女ですか?」
…そんなわけないだろう(笑)
この若さで三佐で副長、独身なわけがないじゃん、と心の中で毒づく私(笑)
困る副長に、
「そんなわけないですよねぇ~。副長さんに失礼ですよ~」
と言って邪魔ものを追い払おうとするものの消えず。
おっさんAが、
「どこから来たの?」
というので、
「九州からです」
というと、驚いた後、
「あ、あの人(練習艦隊司令、むろん一等海佐殿を指して)長崎らしいよ」
と。
「え?」
ということで、おじさんたち(←ちょっと丁寧になった)に促されて、指令の前に。
「長崎なんですか?私、隣です」
というかんじで、切り込んでみた。
まぁ、こちらもスマートな海軍さんって感じの素敵な方です


海自好き好き
オーラ全開で
「あのっ、本当に海自の士官って、女性のエスコートの仕方でも江田島で教わるんですか?ってくらい、
女性のエスコートがスマートな方が多いですよね
」(←昨日もした質問)
というと、
「まさか、そんな事はありませんよ(笑)ですけど、そう仰っていただいてよかったです」
す、すてき
「こうしたパーティは、まさにそういうエスコートを実際にやって、慣れさせる場なんです。
それで、今仰っていただいたように、エスコートができるようになっていくんですね」
ほぉ、なるほど
そういうことでしたか
いろいろそんなお話をうかがっていると、
今度は、また別のおっさんが、
「娘さんですか?」
おいっっ


それはないぞ!どう見たってもっと近いだろうよ…。
「いやいやいやいや…それはいくらなんでもないです
私、もっと年近いですよ
絶対
」
おっさん、
「え?彼女とか?」(←またかよ)
「いやいやいやいや、どうみてもご結婚されてますし、それはないでしょおぉぉ
」
と言うと、指令殿、とても爽やかに、さらっと、
「いや、私は全然射程距離ですけどね(笑)」
…はい、喰らった
今、ハープーンだかなんだか喰らったね、私


いや、もう、なんて素敵なの
こういうことを、さらっと品よく言えるあたり、さすがは海軍~
こういう素敵な人が、品よくこういう事を仰ると、
絶対にセクハラにはならないわけです(笑)
むしろ、言われてうれしい
みたいな?
そうそう、粋な海軍のセリフと言えば、それこそ、
日本のネイバル・オフィサーの評価を押し上げた、かの有名な
ハドソン湾における、女王陛下のキス
の逸話がありますね。
ネット上で広がり、あまりにも有名になった話です。
その時の艦こそ、この練習艦かしまなんですね~~~
船乗りの間で語り草になっているっていう…。
まさにそのかしまの艦上で、
なんとも素敵な粋なセリフを聞き、気分は最高です。
その後、ゆる会の話なんかもしていたので、
司令殿は、若いイケメン君(ほんとにイケメンだった
)を紹介してくれて、
別のおじさんに呼ばれて、消えていかれました。
っていうかさ、
いつも思うけど、陸海空、本当にイケメン多いよね
なんで
東京にいた時、
あんなに人口が多い街のくせに、なんでイイ男がいないのかと、不思議で仕方なかったんだけど、
そうか、街中にいないはずだわ。
どっかの僻地(駐屯地とか、基地)か海に出てたわけね。
どうりでねぇ…。
そんなことを、自衛官と知り合うたびに思うわけです。
たまたま私の周りが多いだけかもしれないけどね。
そうこうしているうちに、
あっという間に、楽しい時間はお開きに。
短かった…。
名残惜しい気持ちで、荷物を取りにいくと、
入口でお土産を配っている。
…じつは、この旅で、
またしてもいろいろと、レアアイテムをゲットしたので、
番外編で、次回、
アイテムご紹介ネタを書きます(笑)
では、みなさん、また次回~(たぶん、日曜日あたり…)
これで練習艦隊編は最終回です。
長々とお付き合い頂きまして、ありがとうございます

さて、
昨年、この存在を聞いてから、いつかは行ってみたい



と思っていた海上自衛隊の行事が、
①洋上慰霊式(←行事、と言ってはいけないと思うのですが、他に言葉がみつからないので…)
②艦上パーティ
の2つなのですが、
こんなに早々と、さくっと、叶ってしまいました(笑)
何より、当人が一番驚いております…。
そんなわけで、
うっきうきで、2日つづけて大阪港に向かいました。
そして何より、二日続けての、練習艦かしまへの乗艦

わ~~~~~~~い



しかも艦上では、爽やかでフレッシュな士官たちが、
おもてなしをしてくれるんだもの~

こんなに楽しいパーティがこの世にあるんだろうか…???
ウキウキしすぎて、2時間も早く到着してしまったので、
ベイサイドプレイスの2階でぼ~っと、練習艦隊を眺めておりました。
ら、
セーラー君たちが、うやうやしげに、せとゆきからかしまに
一列に並んで、お料理を運んでいる姿が見えました

おお、さすがは料理にこだわる海軍

お料理は全て艦上で手作りなんですね



ちなみに、大村駐屯地でのパーティの時は、
偶然見てしまったのだけど、ほっ○もっ○のお料理が運ばれていました…が。
食へのこだわりっぷりの違いなのでしょう。
こういう違いが、私的にはとてもおもしろくてツボなんですよね~(笑)
さて、時間よりやや早めに受付に向かうと、
もう、そこそこ人がいる。
受付を済ませ、名札を頂いて、乗艦案内をまっていました。
ちなみに、かしまのタラップは前と後ろに2つあります。
前日のかしま見学の時は、後ろから登って乗艦したのですが、
その時、例のやたら笑顔のアテンド役の彼が、
「前の方はエライ方やVIP用の階段でして、我々はお掃除の時しか足を踏み入れる事ができません」
と仰っていた前方の階段。
ふと、思った。
もしや我々は、今日はこの階段から乗艦させていただけるのではないだろうか?
だって、昨日の歓迎会のおかえし

おそらくそうなんじゃ?と、思っていたら…
「はい、では皆様、大変お待たせいたしました。それでは、今から皆様を、
前方の階段より御案内いたします

とのアナウンスが。
ほらきた


みんななんとも思っていないだろうけど、私一人、密かにテンションダダ上がり



こんなチャンスそうそうないだろうから、
一歩一歩を踏みしめて上がらねば(笑)
そう意気込んで、タラップへ。
ん???

さすが、VIP専用タラップ


ふつうは、ほら、あれですよ、カンカン言うヤツ(笑)
一人、そんなことに感激しつつ
いやでもニヤニヤしながら上がると、前日の見学の時に気なっていた、
研修室みたいな部屋に通された。
ここで、荷物を預けます。
部屋は研修室みたいでも、接遇は一流ホテル並み

「準備が整うまで、こちらでお待ちくださいませ」
と通されたのは、お隣のあさぎり


こ、これはうれしい

っていうか、超




なんて、なんてうれしい

招待客のおじさんたちは、展示されているSH-60Jに群がっていたけど、
私が興味しんしんだったのは、こちら。

そう、これこそが、一度は体験してみたいと思っていた、
格納庫パーティ

ちゃんと、蝶ネクタイをしているお給仕担当の方は、
もちろんみなさん、海軍士官のニューフェースたちです

「お飲み物どうぞ~」
の声とともに、ドリンクコーナーへ。

「白ワインをください

というと、プラスチックの小型のワイングラスみたいなのを、
初任士官殿が手に取り、ワインを注ぎ始めた…のですが、
見ていられないくらい、手がふるえてるのね

だ、大丈夫????

ハラハラしながら、見守ってしまう…。
白ワインを頂き、今度はお料理を頂きに。
ビュッフェ形式なので、さっさと取りに行かないと、
すぐに無くなってしまうのは、時間の問題。
取りあえず、食べたいものを取って行くと…

笑っちゃうくらいのお子様メニューに(笑)
テーブルないんで、写真が撮りにくいったらありゃしない。
そして、これをさっさと平らげて、めざすは奥のカレー屋台

ちょっと並ぶと、おっ?なかなかのイケメン君がカレーをよそってくれている

「すみませ~ん。お写真撮らせていただいてもいいですかぁ?もちろん、UPはしませんので」
というと、はにかみ笑顔で
「えっ、あ、はい。…なんか照れちゃいますね

ううっ、かわいい

彼の制服姿をぜひとも拝みたかったわ…。
あ、この時は、居酒屋の店員みたいな茶色の作務衣をきていたから(笑)
なんか、ふつーに居酒屋で
「はい!よろこんで!」
とか言ってそうなかんじ…。
そんなイケメン君によそって頂いたカレーがこちら↓↓↓

昨今、護衛艦のカレーというと、過度の期待が寄せられるかと思いますが、
そして、いかにも私も過度の期待を寄せたわけですが、
ま、フツ―でした(笑)
あとは、おでんの屋台もありましたね。
ですが、私はさっきから、準備が整ったらしい、かしまの方が気になって仕方ないので、
カレーを手に、かしまに移動。

あさぎりから見た、かしまの会場↑↑↑↑
この屋根の幌(って言うのかな?)かなり大変らしいね、設置するのが。
やったことある人から聞きました。
お疲れ様です…。
さて、移動すると、かなり人が多い。
知り合いもいないし、誰と話すでもなく、カレーをもくもくと食べながら、
会場を見渡していると、
「間もなく、自衛艦旗の降下のため、乗員が会場を通ります」
というアナウンスが

ご存じの方も多いと思いますが、
自衛艦旗は、毎日、朝0800時掲揚し日没に降ろします。
一度、この自衛艦旗の掲揚と降下を見てみたいとは思っていましたが、
ここでもまさかの、です。
いそいそと自衛艦旗の方に向かいました。
そこは、焼き鳥屋台の裏(笑)(艦上にはいろんな屋台がありました(笑))
よし、ベストポジションキープ

と思っていたら、私のすぐ後ろに、二佐の方が2人並んでいらっしゃいました。
どうやら、お二人とも潜水艦の艦長さんの模様。
来たよ

ちょっと、自衛艦旗どころじゃなくなってそわそわしてきたが、
まずは、この降下を見とどけないと!と、自衛艦旗に集中。

このまま、5分ほど待ちますと、ラッパが鳴って、自衛艦旗が降ろされます。

いや~、感無量…感激です。
降ろされた自衛艦旗は、もちろん大事にたたまれて、運ばれて行きました。
この一連を見とどけ、満を持して、後ろの潜水艦艦長さんコンビに話かけました。
(信じられないと思いますが、私は自分から話しかけるのは、大の苦手です…)
「あの、この自衛艦旗の降下って、普段通りのやり方と同じなんですか?」
すると、左側の艦長さんが
「普通は、ラッパは前の方で鳴らしますが、それ以外は同じですよ」
と教えてくれました。
「普通は、ラッパは前の方で鳴らすんですか?…そうなんですね~」
「はい、そうです」
「あの、ところで、お二人は潜水艦の艦長さんでいらっしゃるのですか?」
「そうですよ。○○と○○です」(←もちろん、例によってワザと伏字)
「そうなんですね

「そうなんですか?どこでですか?」
「□□でです」(←ヒミツ)
「それは、珍しいですね。とういうか、私はイヤですね(笑)」
「どうしてですか?」
「…行ったことがない岸壁につけるのはいろいろと、かなり大変なんですよ。リスクも高いですしね」
そりゃそうだ。
でも、そうなのかぁ~。
でも、確かに護衛艦と比べると、特にあちこちの岸壁につける必要がないもんね、潜水艦って。
「あの、ところで、私この前、山崎豊子の『約束の海』を読んだんです。
それで、ぜひ、潜水艦乗りの方とお話させていただきたいと思っていまして…」
とういうと、それまで黙していた右側の、かなり若く見える艦長さんが、
「あ、あれ読まれました?!」
と突然前のめりに(笑)
さっきまでの方は
「私は読んでないですね(笑)」
と。
「はい!読みました!…あの本を読んでから潜水艦乗りの方とお会いしたかった!
ってすっごく思っていました!」
「私じつは、前の艦の時に副長として取材をうけたんです

なんと




「ええええ






「はい、あとがきに、書いてあったと思うんですけど」
まさか、まさかですよ

まさに取材を受けた方とご対面できようとは…
名刺を交換させていただき、さて、こっから

と思っていたら、いきなり着物を着た
一言もなく割り込まれた。
しかも、
「いつまでドック入りしているんですか?」
という質問。
「あの、それは言えないんですけど…」
と困り顔の艦長。
そりゃそうだ。
この無礼千番な2人を前に、時間が勿体ないのでやむなく撤退する決断をした私。
お礼を言って、速やかに移動。
うろうろしていると、
ん????
先日、せとゆきでヘンな質問した私に、やさしく答えてくれた副長さん発見。
よし、行くか。
「あの~、昨日、一般公開の時に質問させて頂いた者なんですけど、覚えていらっしゃいます?」
ちなみに、1000人以上の見学者がいました。
「あっ!覚えています!前の方ですよね?あの、かしまの白い布について質問してきた…」
うむ、いかにも(笑)
「あっ、ハイ!覚えてくださってました?!よかった~

っていうか、あんなヘンな質問した人って、おそらく1000人中1人っていう自信ある。
これを皮切りに、お話していくと、共通の知人がいることもわかり、
楽しい会話に花を咲かせていると、
またもや邪魔が…
おっさん連中が、
「彼女ですか?」
…そんなわけないだろう(笑)
この若さで三佐で副長、独身なわけがないじゃん、と心の中で毒づく私(笑)
困る副長に、
「そんなわけないですよねぇ~。副長さんに失礼ですよ~」
と言って邪魔ものを追い払おうとするものの消えず。
おっさんAが、
「どこから来たの?」
というので、
「九州からです」
というと、驚いた後、
「あ、あの人(練習艦隊司令、むろん一等海佐殿を指して)長崎らしいよ」
と。
「え?」
ということで、おじさんたち(←ちょっと丁寧になった)に促されて、指令の前に。
「長崎なんですか?私、隣です」
というかんじで、切り込んでみた。
まぁ、こちらもスマートな海軍さんって感じの素敵な方です



海自好き好き

「あのっ、本当に海自の士官って、女性のエスコートの仕方でも江田島で教わるんですか?ってくらい、
女性のエスコートがスマートな方が多いですよね

というと、
「まさか、そんな事はありませんよ(笑)ですけど、そう仰っていただいてよかったです」
す、すてき

「こうしたパーティは、まさにそういうエスコートを実際にやって、慣れさせる場なんです。
それで、今仰っていただいたように、エスコートができるようになっていくんですね」
ほぉ、なるほど


いろいろそんなお話をうかがっていると、
今度は、また別のおっさんが、
「娘さんですか?」
おいっっ



それはないぞ!どう見たってもっと近いだろうよ…。
「いやいやいやいや…それはいくらなんでもないです



おっさん、
「え?彼女とか?」(←またかよ)
「いやいやいやいや、どうみてもご結婚されてますし、それはないでしょおぉぉ

と言うと、指令殿、とても爽やかに、さらっと、
「いや、私は全然射程距離ですけどね(笑)」
…はい、喰らった

今、ハープーンだかなんだか喰らったね、私



いや、もう、なんて素敵なの

こういうことを、さらっと品よく言えるあたり、さすがは海軍~

こういう素敵な人が、品よくこういう事を仰ると、
絶対にセクハラにはならないわけです(笑)
むしろ、言われてうれしい

そうそう、粋な海軍のセリフと言えば、それこそ、
日本のネイバル・オフィサーの評価を押し上げた、かの有名な
ハドソン湾における、女王陛下のキス

ネット上で広がり、あまりにも有名になった話です。
その時の艦こそ、この練習艦かしまなんですね~~~

船乗りの間で語り草になっているっていう…。
まさにそのかしまの艦上で、
なんとも素敵な粋なセリフを聞き、気分は最高です。
その後、ゆる会の話なんかもしていたので、
司令殿は、若いイケメン君(ほんとにイケメンだった

別のおじさんに呼ばれて、消えていかれました。
っていうかさ、
いつも思うけど、陸海空、本当にイケメン多いよね


東京にいた時、
あんなに人口が多い街のくせに、なんでイイ男がいないのかと、不思議で仕方なかったんだけど、
そうか、街中にいないはずだわ。
どっかの僻地(駐屯地とか、基地)か海に出てたわけね。
どうりでねぇ…。
そんなことを、自衛官と知り合うたびに思うわけです。
たまたま私の周りが多いだけかもしれないけどね。
そうこうしているうちに、
あっという間に、楽しい時間はお開きに。
短かった…。
名残惜しい気持ちで、荷物を取りにいくと、
入口でお土産を配っている。
…じつは、この旅で、
またしてもいろいろと、レアアイテムをゲットしたので、
番外編で、次回、
アイテムご紹介ネタを書きます(笑)
では、みなさん、また次回~(たぶん、日曜日あたり…)