「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

富士総合火力演習、行ってきました♪   後段編

2014年08月27日 | 陸上自衛隊


前回も書きました通り、


総火演は、前段と後段に分かれているのですが、


私が断然好きなのは、後段


なんでかと言いますと、


各武器の紹介的な感じの前段とちがい、


実際の戦闘シュミレーション的な感じで行われるからです


私はこういうのが大好きですから、えぇ。


そして今回は、そう…

「島嶼部に対する攻撃への対応」ですよ


キタコレ。来たよ~。


総火演でこのテーマで演習をしてくれるあたりに、


自衛隊の本気を見たね。


そんなわけで、


後段は、私が大好きな統合作戦でお届けされるのです…


…が、


当然ですが、私が大好きな艦隊はもちろん、富士山には来れないため、現れません。


モニターに映し出されるのです…


…が、


いかんせん、遠いしモニター小さいしで、


一体どの護衛艦が映されているのか全く認識できなかった…


いや、いいんだけど、ちょっと気になるよね、なんだったのか。


まぁ、艦はさておき、


流れ的には、


① 沿岸監視部隊による警戒及び監視活動

② 洋上における哨戒行動

③ 敵艦艇に対する攻撃


となっており、


最初に飛んできたのが、そう


P-3Cですよ~~~~~


(※例によってネットから頂いて参りました)


きゃ~


初めてみたよ~、P-3C


この後に、F-2戦闘機が飛んできたのですが、


P-3Cの方にがぜんテンションがあがったよね、やっぱり(笑)


…そんな話はおいといて、


この2機で、①と②が終わったわけだから、


次は③だよねってことで、お次は地対空誘導弾たちのご登場。


地上から、敵艦艇を攻撃しちゃいます。


で、次は島嶼部に配置した部隊による戦闘に移るので、


情報収集活動 ⇒ 敵艦艇及び舟艇に対する攻撃


となり、実は、ここまでが、まさかの部隊配置


勝手なイメージですが、


「部隊配置」が終わってから攻撃するもんだと思い込んでましたので、


「部隊配置」の中に「敵艦艇攻撃」が含まれているのにちょっとびっくり。


なんだか不思議です。


そして、お次は「機動展開」となり、先遣部隊の機動展開 ⇒ 各次展開部隊の機動展開


からの~~~


「奪回っ」


水陸機動部隊の上陸 ⇒ 島嶼部に展開した部隊主力による闘 ⇒ 奪回


…これ、読んでる人はあんまりおもしろくないかもしれませんが、


私は書いてて楽しいです(笑)


こういう展開が好きなので


まぁ、後段はこうやって、1つの目的に向けて、ストーリーが進んでいく感じなので、


私は大好きですね。


各装備の戦術的位置づけが分かって初めて、その武器に興味を持つ、という、


極めてややこしい性格の民間人なのでですね…。


「はっは~ん、ここでこうやって使うものなのか」


みたいな(笑)


そこを理解してどうするんだ私?って感じですが、


全体像というか、そこが理解できないとダメなんですよ…。


なんだけど、陸上自衛隊のは、いろいろ多すぎて頭悪い私には無理っす(笑)








ちなみにここで、


陸上自衛隊が誇る、超エリート部隊第一空挺団の降下もありました~


前段はリぺリング、後段は空挺の降下と、ヘリから降りてくる2種類の様子(?)が


見られるのも総火演の楽しみの一つかもしれませんね


にしても、以前ブログでも書きましたけど、


空挺の教官だった方の、


「俺らにとってはヘリは飛びおりるモノ」


という言葉がよみがえってきましたね。


まさしくって感じでしたから。


そして、骨折しても「異常なし」って言われ、


飛びおりる時の装備が、120㌔って言う…。


とにかく、すごい人達ですとしか、言葉が思いつかない。





そして最後に、戦車がフィナーレを飾るため、


ここで、74式 ⇒ 90式 ⇒ 10式と出てきます。


さすがの私も、74式は見てわかりますが、


90と10はちょっと見分けるのに自信ないです(笑)


で、戦車話で少し。


演習後に、ヘリや戦車などが展示されるのですが、


10式のところに、説明担当で立ってらしてた陸曹さんが、


すっごくイイ男でした~~~~


もう、ほんっとにいい男でした


この方がつけてたワッペンもまたかっこよかった



戦車のワッペン、かっこいい~


この陸曹さん、この10式の車長さんでいらっしゃいました。


「別に、給料に手当てがつくわけでもないし、もう、プライドだけで乗っています」


という言葉に、我々三人はしびれました


「ずっと今まで戦車に乗って来られたんですか?」


と聞くと


「そうですよ。全部に乗ってきました」


「全部?!」


「はい、74から10まで」


「そうなんですか?!全部に乗って来たって、どんな感じなんですか?」


「歴史を感じますよね(笑)」


「なるほど!!!」


そう、どんどんハイテクになっていく、その時代の移り変わりを顕著に感じるのだそうです。


すごいなぁ~。


ほんとに、立っているだけで自衛官としての、戦車乗りとしての誇りを、


全身から感じる方でした。


ほんっとにステキな方でした


…というわけで、


私の総火演は、最後の最後に、とっても素敵な車長さんとお話できたことで、


ひときわ輝かしい思い出として刻まれましたわ


すっごく暑くて、


めちゃ日焼けしたけど、


楽しかった~~~


来年も行くぞ~~~~に(笑)


陸上自衛隊の皆さま、


約一週間、いろいろと本当におつかれさまでした


ありがとうございました