「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

初☆舞鶴上陸~護衛艦あれこれ~

2014年04月10日 | 海上自衛隊
長々と練習艦隊編を書いている間に、


実は舞鶴にも行ってきておりました。


つまり、3月は、


1日⇒陸自幹部さん達とのプライベート飲み会&カラオケ大会


8日⇒佐世保ゆる会(参加自衛官はもちろん海自さん)


14日⇒護衛艦いせゆる会in呉


21日⇒博多ゆる会⇒夜行バスで大阪⇒22日⇒大阪ゆる会


23日、24日⇒練習艦隊


29日⇒舞鶴ゆる会


っていう強行軍でした(笑)


まぁ、毎週どっかの自衛官と飲んでますね、ある意味…。









で、この29日は、某護衛艦とのガチ☆企画でのゆる会でした。


どの護衛艦かは、ひ・み・つです。


しかし、この舞鶴、


いろんな知り合いの海自さん達から、さんざん、


「舞鶴ってホントになにもないよ?」


「あそこに異動になる若手は『修行だから』っていって送られるんですよ」


「唐津よりもなにもないですね」


とか、さんざんいわれており、一体どんなところだよと思っていましたが、


本当になにもないですね(笑)


それでも、海自の基地があるだけうらやましいんですが、私には。


だって、高速バスで舞鶴市内に入ってしばらくして、


護衛艦隊たちのおしりが見えた瞬間、


テンションダダ上がりですよ


車内で、一人大人げなくはしゃいでいたのは私です…


まぁでも、確かにそれ以外は本当になにもないです。







さて、今回のゆる会は、


まずは岸壁見学、からのゆる会ということで、


駅で男性女性、ご対面を果たして頂き、


予め分けていたグループごとに、タクシーに乗って頂き、


岸壁に各自で向かいました。


私はむろん、主催者ですので、


先方護衛艦の、今回のコーディネーターである


(なんと)副長さん(もちろん既婚者)とご一緒させていただきました。


私は、コレがうれしかった


なぜなら、思いっきりマニアックな質問ができるからです(笑)


他の女の子がいるとさぁ、聞けないじゃんね?


さ、それで岸壁につくと…


「なにここの岸壁…


と目が丸くなった私。


なんか、なんか変なんだもの…。


うまく言えないけど、なんか、不思議なんです


ここを「自衛隊桟橋」っていうみたいだけど、あぁ、なるほどね、と思った。





果たして、この写真で伝わるだろうか…


しかも、この日は、真正面に、



あたごがドーン!!っていたから、本当にインパクト大!!!!


初☆あたごはじめまして~


いろんな意味で有名なイージス艦(笑)


今回案内いただいている副長さん、


実は、元・某イージス艦の副長も務められていた方です。


そんなわけで、ウキウキな質問タイム


いっつも、写真見るたびに思っていた疑問、それは…


「あの、イージス艦の速射砲って、形が違いますよね?」


なんで????



普通(一般的はDD)のは、こんなドーム型。



イージス艦のはこんな感じで角かくしてる(写真はネットから引っ張ってきました…)


なんで違うかっていうと、まずメーカーが違うから(笑)なんだけども(米製とか伊製とかね)


私が聞きたいのはむろん、そんなことではない。


そこを察してくれた副長さん、


「イージス艦のは、実は『速』射砲ではないんですよ」


「え???そうなんですか???」


「『遅』射砲っていいますか(笑)…遅いんです」


「どうしてですか???」


「役割が違うんです。DD搭載の速射砲は、対空戦闘用ですから、速くないとダメですが、

 これは、陸上攻撃用に作られてますので用途が違います」


「陸上攻撃用なんですか????」


「はい。敵の陣地を、広範囲に薙ぎ倒す感じで砲撃します。なので、速い必要はないんですね。」


その瞬間、私の脳裏に浮かんだのは、コイツ↓↓↓



え~、イージス艦はどろどろに溶けないんで、大丈夫です。


しっかりしてます。


冗談はさておき、


対空戦闘ではなく、陸上攻撃を想定して作られていると聞き、


あの国とかあの国とかが勝手に自分とこの領土だ!とかってほざいてたり、


虎視眈々と狙ったりしてる、


あの島とかあの島を奪還する時に、とてもとても役に立つんだろうねと思ったよ。


取りあえず、ギャーギャーうるさい奴らが勝手にTV局とか立ててるあの島を、



「焼き払え!!!」


とか言い放ちたい。


大丈夫、溶けないから、2回で打ち止めとかにはならないし、


そもそも奴らより、絶対に王蟲の大軍の方が手ごわいから(笑)


そんな妄想をしながら歩いていると、


あたごの先には、


最新の護衛艦、ふゆづきの姿が


佐世保でも、同じくあきづき型のすずつきが就航していますね。


しかし、このあきづき型の名前は本当に雅やか…


今、艦むすとかって言われていますが、


私的には、彼女らを擬人化するなら、



こんな感じがそぐわしいと思うんですよねぇ…。


↑↑↑私のイメージのふゆづき(源氏物語より明石の君)



↑↑↑あきづき(同じく朧月夜の君)



↑↑↑すずつき(同じく玉蔓…芯の強さがぴったり


みたいな


いやもう、ほんとに名前だけのイメージですけどね。


まぁでも、いづれ劣らぬ美女揃いですよね






ところで、


ふゆづきのお隣には、イージス艦みょうこうがいました。


あたご、みょうこうと2隻のイージス艦に囲まれていたふゆづき、


これは、イージス艦にあらず、なのですが…


あきづき型は一般的に「ミニイージス」とか「和製イージス」とか呼ばれています。


まぁ、見れば確かに、


ちょっとちっさいイージス艦じゃん?


みたいな?


形、ほぼ一緒。


で、思った。


イージス艦 ⇒ DDG


あきづき型 ⇒ DD … DD?!


え?DDなの??って思うよね、コレ。


誰が見ても(笑)


だって、今までのDDってさ、



(ここはあえてのはるゆき


こんな感じですよ。


それが、ステルス性が向上しましたよ、ってことで



こうなった、と。


あたごの画像と見比べると、イージス艦だろ~?


って言いたくなるのもおわかりいただけるかと…。


まぁ、でも、


しらね&くらまとひゅうが型が共にDDHっていうのよりは、まだしもだよねぇ。


だって、


コチラ↓↓↓



護衛艦しらねが引退。


代わって…



この人!!!!


って、おかしいでしょ(笑)


そりゃあ、中国人だって驚くよ


ひゅうがが、こんなに小さく見える…


知らない人に言いますが、しらねはもっと小さいですから。


しらねの代わりにこれを投入されたら、そりゃあ、どの国だって、


「日本、やる気か?やる気なのか


って思ったとしてもしかたないよね(笑)


海上自衛隊からすると、


「え?同じDDHですけど、何か?」


「いや、ヘリしか運用できないんで、空母じゃないっすから」(←とはいえヘリ空母という呼び名が定着)


って感じなんだろうけどね、これはもはや詭弁と言っていい


「ヘリ乗せる」以外に共通点があったら教えてほしい(笑)


それにしても、


DD⇒汎用護衛艦っていいますけど、


この「汎用」って言葉、すごく便利ですよね。


ちなみに汎用って…



これだって、汎用人型決戦兵器(笑)


「汎用」って書くことで、極めて広義の意味において、同じモノにカテゴライズすることができるよね…。


言葉ってすごいね。






もはや、舞鶴基地から、大きく話が逸れてしましました…。


ちなみに、ふゆづきの奥には補給艦ましゅうもいましたが、


なんだか収拾つかなくなってきたので、


今日はこれで終わりにします












だけど、舞鶴基地で、副長さんの説明を聞いていた時の、


私の頭の中を、むしろ正確に再現したのが今日の記事です(笑)


いや、まぢで。


だから、ありっちゃ、あり?





























































練習艦隊大阪港に現る!~番外編~

2014年04月08日 | 海上自衛隊
練習艦隊、おまけ編です。


…え~、私、最近、


欲さなくても、様々な海自グッズが集まってきておりまして、


部屋のコレクションコーナーが、


こんな感じに(笑)↓↓↓↓



…私自身の名誉のために言っておきますが、


こんなヲタ全開なのは、


部屋のこの一角だけで、


あとは全て、女の子な部屋ですからちゃんと


っていうと、この前、知り合いの海自さんから、


「まぁ、一角って言っても氷山の一角って言い方もできますよね(笑)」


とか、なんだかウマイこと言われたけどもね


いやいやいや、本当に、これだけなんですよ


よく、お金とか増えだすと勝手に増えるって言うじゃないですか~


ま~、お金は一向に増えませんけども、


その実体験を、海自グッズで実感しております(笑)


別にいいもん、好きだし…







で、今回の大阪遠征でも、なんかいろいろGETしてきたの


まず、大阪ゆる会で、いつもお土産持ってきてくれるTさんから、



何って、エコバックですよ、海自の(笑)


開くと…




こんなかんじ。


中に、ペットボトルが2本いれられるようになっている、スグレもの(


そして、練習艦隊、一般公開の時にGETしたアイテムが、



うふふふ


いせの自由帳…って、この名前の通り、


子供だけに配られていたモノを、


K先生の援護射撃を頂き、恥ずかしげもなく、


「あ~、いせだぁ~私、いせの大ファンなんですぅ~


とか言って、


「いや、これは子供だけの…」


と言っているI中将閣下より、こっそりと頂きました…


表紙がひゅうがだったら、そこは素通りしてましたね、えぇ。


なにか?






さて、お次。


例のかしま艦上パーティで、帰りに皆さんに手渡されていたモノ…


それはコレ↓↓↓↓



ワンカップ酒。


これ、上部が



こんな感じ(笑)


なんだろうね。


ATMとかで、待ち時間に現れるお姉ちゃんみたいな感じのイラスト…。


妙に色っぽいのはなんで????(笑)


これ、海外なんかでも配るのかなぁ…。


なんだかそれは、海上自衛隊のセンスを疑われそうなんで、遠慮してほしい気が


まぁ、でも、貴重なんで頂いて帰りました。





大阪は、これで終わったんだけど、


私の棚ボタ(グッズ限定)はこれにとどまらない。


朝、バスがついてそのまま出勤した私を迎えてくれたのが、コチラ↓↓↓



一気に、テンションあがりました


ゾンビみたいなテンションで出勤したのにね(笑)


地本のお兄さんが、梅崎艦長の異動記事が載っているから、と、


わざわざ届けてくださったのでした


ありがとうございますぅ~~~~


しかも、MAMORUや海自新聞のおまけ付き


わ~い






さらに、数日ぶりに帰宅すると…



コレが届いていた


お友達が、


わざわざ、私に送ってくれたものです


ありがとぉぉぉぉぉ


これ、私的には大満足な内容でしたね。


大方、知りたいことが分かりやすく網羅されていて、


「艦艇と航空機集」より、活用度は高いと思われます(あくまで私にとって、です)


「艦艇と~」は、ぶっちゃけ、グラビア飾ってるのがいせじゃなかったら、買ってなかったもん(笑)






っていう感じで、


なんか、またいろいろ増えたわけです、はい。


ちなみに、一番のお気に入りは


全艦艇と航空機が書かれているカレンダーです


このイラスト、センスがいいと思うので~。


あと、海上自衛隊のカレンダーは、


ずっと3月のままです(笑)





…番外編なのかよくわからない内容で、ごめんなさい












練習艦隊大阪港に現る!~「かしま艦上パーティ」編~

2014年04月04日 | 海上自衛隊
5回、と言っておきながら、けっきょく6回になってしまいした(笑)


これで練習艦隊編は最終回です。


長々とお付き合い頂きまして、ありがとうございます






さて、


昨年、この存在を聞いてから、いつかは行ってみたい


と思っていた海上自衛隊の行事が、


①洋上慰霊式(←行事、と言ってはいけないと思うのですが、他に言葉がみつからないので…)


②艦上パーティ


の2つなのですが、


こんなに早々と、さくっと、叶ってしまいました(笑)


何より、当人が一番驚いております…。


そんなわけで、


うっきうきで、2日つづけて大阪港に向かいました。


そして何より、二日続けての、練習艦かしまへの乗艦


わ~~~~~~~い


しかも艦上では、爽やかでフレッシュな士官たちが、


おもてなしをしてくれるんだもの~


こんなに楽しいパーティがこの世にあるんだろうか…???


ウキウキしすぎて、2時間も早く到着してしまったので、


ベイサイドプレイスの2階でぼ~っと、練習艦隊を眺めておりました。


ら、


セーラー君たちが、うやうやしげに、せとゆきからかしまに


一列に並んで、お料理を運んでいる姿が見えました


おお、さすがは料理にこだわる海軍


お料理は全て艦上で手作りなんですね


ちなみに、大村駐屯地でのパーティの時は、


偶然見てしまったのだけど、ほっ○もっ○のお料理が運ばれていました…が。


食へのこだわりっぷりの違いなのでしょう。


こういう違いが、私的にはとてもおもしろくてツボなんですよね~(笑)






さて、時間よりやや早めに受付に向かうと、


もう、そこそこ人がいる。


受付を済ませ、名札を頂いて、乗艦案内をまっていました。


ちなみに、かしまのタラップは前と後ろに2つあります。


前日のかしま見学の時は、後ろから登って乗艦したのですが、


その時、例のやたら笑顔のアテンド役の彼が、


「前の方はエライ方やVIP用の階段でして、我々はお掃除の時しか足を踏み入れる事ができません」


と仰っていた前方の階段。


ふと、思った。


もしや我々は、今日はこの階段から乗艦させていただけるのではないだろうか?


だって、昨日の歓迎会のおかえしとしてご招待を受けてるんだもの。


おそらくそうなんじゃ?と、思っていたら…


「はい、では皆様、大変お待たせいたしました。それでは、今から皆様を、

 前方の階段より御案内いたします


とのアナウンスが。


ほらきたやっぱり


みんななんとも思っていないだろうけど、私一人、密かにテンションダダ上がり


こんなチャンスそうそうないだろうから、


一歩一歩を踏みしめて上がらねば(笑)


そう意気込んで、タラップへ。


ん???



さすが、VIP専用タラップ木が貼ってある


ふつうは、ほら、あれですよ、カンカン言うヤツ(笑)


一人、そんなことに感激しつつ


いやでもニヤニヤしながら上がると、前日の見学の時に気なっていた、


研修室みたいな部屋に通された。


ここで、荷物を預けます。


部屋は研修室みたいでも、接遇は一流ホテル並み


「準備が整うまで、こちらでお待ちくださいませ」


と通されたのは、お隣のあさぎり




こ、これはうれしい


っていうか、超ラッキー


なんて、なんてうれしい


招待客のおじさんたちは、展示されているSH-60Jに群がっていたけど、


私が興味しんしんだったのは、こちら。



そう、これこそが、一度は体験してみたいと思っていた、


格納庫パーティ


ちゃんと、蝶ネクタイをしているお給仕担当の方は、


もちろんみなさん、海軍士官のニューフェースたちです


「お飲み物どうぞ~」


の声とともに、ドリンクコーナーへ。



「白ワインをください


というと、プラスチックの小型のワイングラスみたいなのを、


初任士官殿が手に取り、ワインを注ぎ始めた…のですが、


見ていられないくらい、手がふるえてるのね


だ、大丈夫????


ハラハラしながら、見守ってしまう…。


白ワインを頂き、今度はお料理を頂きに。


ビュッフェ形式なので、さっさと取りに行かないと、


すぐに無くなってしまうのは、時間の問題。


取りあえず、食べたいものを取って行くと…



笑っちゃうくらいのお子様メニューに(笑)


テーブルないんで、写真が撮りにくいったらありゃしない。


そして、これをさっさと平らげて、めざすは奥のカレー屋台


ちょっと並ぶと、おっ?なかなかのイケメン君がカレーをよそってくれている


「すみませ~ん。お写真撮らせていただいてもいいですかぁ?もちろん、UPはしませんので」


というと、はにかみ笑顔で


「えっ、あ、はい。…なんか照れちゃいますね


ううっ、かわいい


彼の制服姿をぜひとも拝みたかったわ…。


あ、この時は、居酒屋の店員みたいな茶色の作務衣をきていたから(笑)


なんか、ふつーに居酒屋で


「はい!よろこんで!」


とか言ってそうなかんじ…。


そんなイケメン君によそって頂いたカレーがこちら↓↓↓



昨今、護衛艦のカレーというと、過度の期待が寄せられるかと思いますが、


そして、いかにも私も過度の期待を寄せたわけですが、


ま、フツ―でした(笑)


あとは、おでんの屋台もありましたね。


ですが、私はさっきから、準備が整ったらしい、かしまの方が気になって仕方ないので、


カレーを手に、かしまに移動。



あさぎりから見た、かしまの会場↑↑↑↑


この屋根の幌(って言うのかな?)かなり大変らしいね、設置するのが。


やったことある人から聞きました。


お疲れ様です…。


さて、移動すると、かなり人が多い。


知り合いもいないし、誰と話すでもなく、カレーをもくもくと食べながら、


会場を見渡していると、


「間もなく、自衛艦旗の降下のため、乗員が会場を通ります」


というアナウンスが


ご存じの方も多いと思いますが、


自衛艦旗は、毎日、朝0800時掲揚し日没に降ろします。


一度、この自衛艦旗の掲揚と降下を見てみたいとは思っていましたが、


ここでもまさかの、です。


いそいそと自衛艦旗の方に向かいました。


そこは、焼き鳥屋台の裏(笑)(艦上にはいろんな屋台がありました(笑))


よし、ベストポジションキープ


と思っていたら、私のすぐ後ろに、二佐の方が2人並んでいらっしゃいました。


どうやら、お二人とも潜水艦の艦長さんの模様。


来たよまたもや偶然引き寄せちゃったよ(笑)


ちょっと、自衛艦旗どころじゃなくなってそわそわしてきたが、


まずは、この降下を見とどけないと!と、自衛艦旗に集中。



このまま、5分ほど待ちますと、ラッパが鳴って、自衛艦旗が降ろされます。




いや~、感無量…感激です。


降ろされた自衛艦旗は、もちろん大事にたたまれて、運ばれて行きました。


この一連を見とどけ、満を持して、後ろの潜水艦艦長さんコンビに話かけました。
(信じられないと思いますが、私は自分から話しかけるのは、大の苦手です…)


「あの、この自衛艦旗の降下って、普段通りのやり方と同じなんですか?」


すると、左側の艦長さんが


「普通は、ラッパは前の方で鳴らしますが、それ以外は同じですよ」


と教えてくれました。


「普通は、ラッパは前の方で鳴らすんですか?…そうなんですね~」


「はい、そうです」


「あの、ところで、お二人は潜水艦の艦長さんでいらっしゃるのですか?」


「そうですよ。○○と○○です」(←もちろん、例によってワザと伏字)


「そうなんですねあの、私、一度だけ潜水艦に入らせて頂いた事があるんです」


「そうなんですか?どこでですか?」


「□□でです」(←ヒミツ)


「それは、珍しいですね。とういうか、私はイヤですね(笑)」


「どうしてですか?」


「…行ったことがない岸壁につけるのはいろいろと、かなり大変なんですよ。リスクも高いですしね」


そりゃそうだ。


でも、そうなのかぁ~。


でも、確かに護衛艦と比べると、特にあちこちの岸壁につける必要がないもんね、潜水艦って。


「あの、ところで、私この前、山崎豊子の『約束の海』を読んだんです。

 それで、ぜひ、潜水艦乗りの方とお話させていただきたいと思っていまして…」


とういうと、それまで黙していた右側の、かなり若く見える艦長さんが、


「あ、あれ読まれました?!」


と突然前のめりに(笑)


さっきまでの方は


「私は読んでないですね(笑)」


と。


「はい!読みました!…あの本を読んでから潜水艦乗りの方とお会いしたかった!

 ってすっごく思っていました!」


「私じつは、前の艦の時に副長として取材をうけたんです


なんと


「ええええそうなんですか


「はい、あとがきに、書いてあったと思うんですけど」


まさか、まさかですよ先月読んだばかりの本の、


まさに取材を受けた方とご対面できようとは…


名刺を交換させていただき、さて、こっから


と思っていたら、いきなり着物を着たばばあ奥様とおっさんご主人に、


一言もなく割り込まれた。


しかも、


「いつまでドック入りしているんですか?」


という質問。


「あの、それは言えないんですけど…」


と困り顔の艦長。


そりゃそうだ。


この無礼千番な2人を前に、時間が勿体ないのでやむなく撤退する決断をした私。


お礼を言って、速やかに移動。


うろうろしていると、


ん????


先日、せとゆきでヘンな質問した私に、やさしく答えてくれた副長さん発見。


よし、行くか。


「あの~、昨日、一般公開の時に質問させて頂いた者なんですけど、覚えていらっしゃいます?」


ちなみに、1000人以上の見学者がいました。


「あっ!覚えています!前の方ですよね?あの、かしまの白い布について質問してきた…」


うむ、いかにも(笑)


「あっ、ハイ!覚えてくださってました?!よかった~


っていうか、あんなヘンな質問した人って、おそらく1000人中1人っていう自信ある。


これを皮切りに、お話していくと、共通の知人がいることもわかり、


楽しい会話に花を咲かせていると、


またもや邪魔が…


おっさん連中が、


「彼女ですか?」


…そんなわけないだろう(笑)


この若さで三佐で副長、独身なわけがないじゃん、と心の中で毒づく私(笑)


困る副長に、


「そんなわけないですよねぇ~。副長さんに失礼ですよ~」


と言って邪魔ものを追い払おうとするものの消えず。


おっさんAが、


「どこから来たの?」


というので、


「九州からです」


というと、驚いた後、


「あ、あの人(練習艦隊司令、むろん一等海佐殿を指して)長崎らしいよ」


と。


「え?」


ということで、おじさんたち(←ちょっと丁寧になった)に促されて、指令の前に。


「長崎なんですか?私、隣です」


というかんじで、切り込んでみた。


まぁ、こちらもスマートな海軍さんって感じの素敵な方です


海自好き好きオーラ全開で


「あのっ、本当に海自の士官って、女性のエスコートの仕方でも江田島で教わるんですか?ってくらい、

 女性のエスコートがスマートな方が多いですよね」(←昨日もした質問)


というと、


「まさか、そんな事はありませんよ(笑)ですけど、そう仰っていただいてよかったです」


す、すてき


「こうしたパーティは、まさにそういうエスコートを実際にやって、慣れさせる場なんです。

 それで、今仰っていただいたように、エスコートができるようになっていくんですね」


ほぉ、なるほどそういうことでしたか


いろいろそんなお話をうかがっていると、


今度は、また別のおっさんが、


「娘さんですか?」


おいっっ


それはないぞ!どう見たってもっと近いだろうよ…。


「いやいやいやいや…それはいくらなんでもないです私、もっと年近いですよ絶対


おっさん、


「え?彼女とか?」(←またかよ)


「いやいやいやいや、どうみてもご結婚されてますし、それはないでしょおぉぉ


と言うと、指令殿、とても爽やかに、さらっと、


「いや、私は全然射程距離ですけどね(笑)」


…はい、喰らった


今、ハープーンだかなんだか喰らったね、私


いや、もう、なんて素敵なの


こういうことを、さらっと品よく言えるあたり、さすがは海軍~


こういう素敵な人が、品よくこういう事を仰ると、


絶対にセクハラにはならないわけです(笑)


むしろ、言われてうれしいみたいな?


そうそう、粋な海軍のセリフと言えば、それこそ、


日本のネイバル・オフィサーの評価を押し上げた、かの有名な


ハドソン湾における、女王陛下のキスの逸話がありますね。


ネット上で広がり、あまりにも有名になった話です。


その時の艦こそ、この練習艦かしまなんですね~~~


船乗りの間で語り草になっているっていう…。


まさにそのかしまの艦上で、


なんとも素敵な粋なセリフを聞き、気分は最高です。


その後、ゆる会の話なんかもしていたので、


司令殿は、若いイケメン君(ほんとにイケメンだった)を紹介してくれて、


別のおじさんに呼ばれて、消えていかれました。


っていうかさ、


いつも思うけど、陸海空、本当にイケメン多いよねなんで


東京にいた時、


あんなに人口が多い街のくせに、なんでイイ男がいないのかと、不思議で仕方なかったんだけど、


そうか、街中にいないはずだわ。


どっかの僻地(駐屯地とか、基地)か海に出てたわけね。


どうりでねぇ…。


そんなことを、自衛官と知り合うたびに思うわけです。


たまたま私の周りが多いだけかもしれないけどね。






そうこうしているうちに、


あっという間に、楽しい時間はお開きに。


短かった…。


名残惜しい気持ちで、荷物を取りにいくと、


入口でお土産を配っている。





…じつは、この旅で、


またしてもいろいろと、レアアイテムをゲットしたので、


番外編で、次回、


アイテムご紹介ネタを書きます(笑)


では、みなさん、また次回~(たぶん、日曜日あたり…)







































練習艦隊大阪港に現る!~「練習艦隊の夕べ」編~

2014年04月01日 | 海上自衛隊
え~、お待たせいたしました!


ほんっとに、お待たせして大変申し訳ございません!!!!!!


舞鶴から戻って参りました。


これはこれで、また、UPさせて頂きますので、お楽しみに♪






さて、いよいよ、私は何よりも楽しみにしていたのが、


この「練習艦隊の夕べ」です


練習艦隊の、レセプションパーティですね。


まぁ、私はそもそもパーティの類が大好きなのですが、


それが、海上自衛隊とのパーティなのであれば、言うに及ばず


っていうか、今回、これが楽しみできたんですもの


もっというと、これ以上に私が楽しみだったのは、


このパーティに参加することでGETできる、


翌日の艦上レセプションパーティに参加することですよ


うふふふ


もう、私、このために3月はあらゆることをがんばった。


ほんとにがんばった(笑)


そんな自分へのご褒美です、これは。


しかし、これも、いつもお世話になっている某司法書士の先生のおかげがあってこそ


先生、本当にありがとうございます







はりきって着替えも済ませて、


会場(由緒ある「太閤園」)に向かうと、けっこうな人が集まっています。


唐津も海自熱が熱いと思っておりましたが、さすが大阪、熱いです。



この中、初任士官たちの登場を今か今かと待っておりました。


すると、


入場のアナウンスとともに、


軍艦マーチが


その中を、初任士官殿たちが颯爽と入場


なんですけど、遠くて写真撮れず…役立たずで申しわけありません


私の心の中にはしっかりと焼きつけているのですが、


お見せできなくて甚だ残念です(笑)


ステージの前に、皆が整列し終わり、


練習艦隊司令北川文之海将補のご挨拶。


…たいてい、この手のスピーチは面白くないですけど、


さすがは、ユーモアを大事にする海軍。


「フレッシュな若手幹部に加え、一部そうでもない者も混じっておりますが(笑)」
 (C幹部のことと思われ…)


と、笑いに厳しい大阪の地で、


爽やかな笑いを取る技術は素晴らしいの一言


しかも、


「なにぶん、社会人となったばかりで、会話もままならない者たちですので、

 最初の寄港地が大阪でよかったと、心から思っております…」


などと大阪を品よく褒める、見事なヨイショ。


このあたりが、さすがは海将補…世が世なら「閣下」と呼ばれるだけの方ではあるな、


そんな事を思いつつ、一人ニヤニヤ(笑)


で、フレッシュな方(笑)の士官たちがコチラ↓↓↓



フレッシュですね、たしかに。


彼等は、関西出身の士官たちです。


こうやって、土地土地の出身者は前で紹介されるようですね。


このあと、花束贈呈が行われるのですが、


この大阪での練習艦隊の夕べでは、他の地方には決して呼ぶことのできない人物が、


花束贈呈を行います。


それは・・・・


タカラヅカの女優さん(っていうの?)


むろん、写真NG。


この後、男役さん1名と娘役さん2名によるステージ披露。


ちなみに、花束贈呈は男役さんからだったのだが、


ここは、後に、同じテーブルの士官殿と


「花束贈呈は、娘役の方がいいんじゃね?」


と、ツッコんだところ。


なんとなくね~。


もらった士官(むろん男性)は、娘役さんからの方がうれしいんじゃないだろうか…


しかし、初めての生タカラヅカが、自衛隊のイベントって、どうよ?(笑)


でも、華やかでいいですね


ちなみに、宝塚音楽学校では、行進の練習などのために、江田島に送り込まれるらしいです。


まぁ、校風の厳しさは通ずるところ。


わからないでもないかな。





しかしだ、正直なところ、私は、


ヅカよりなにより、少しでも長く、初任士官クンたちとお話したいわけですよ


喉も乾いたし…


早く終わって~~~~


と思っていたら、今度は来賓の紹介。


いろんな方たちのお名前が呼ばれる中、


「潜水艦○○艦長…様」(←もちろん、ワザと伏字です。忘れたわけではありませんので)


というご紹介が数人あり、私の意識は一気にそっちへ。


なんと潜水艦の艦長さんが集結しているとは


「約束の海」を読んで以来(って、つい先月の話)


もう一回、潜水艦乗りとお話させて頂きたい、と思っていたら、


まさかの、こんな早いタイミングでのですよ(笑)


自分の引き寄せ力にびっくり


しかし、遠いんだよね。


初任士官くんたちとも話たいし、どうしたもんかな~


とか考えている間に、ようやくご歓談タイムへ


各テーブルに、4名づつくらい初任士官くんたちがやってきます。


そして、我がテーブルには…


おお~、なかなかのイケメンくんが来てくれたでないの~


乾杯の前に、慣れない手つきでお酌をしてくれる初任士官くんがかわいい


そして、ようやく(ほんとにようやく)かんぱ~~~~い


飲みつつ、誰と話そうかな~と見てると、


先ほどお酌をしてくれた初任三尉殿の胸には、


体力徽章がついている。


「あ、体力徽章すご~い」(←ちょっとキャバ嬢っぽい言い方になってしまった


すると、


「でも、シルバーなんで…。水泳がダメだったんですよね」


と。


「え~、でもすごいじゃないですか!」


と、なんだか当たり障りのない会話から始まりました。


さ~、ここからと、思っていたら、側にいた見ず知らずのおっさんに割り込まれ、


邪魔されてしまった私。


どうにか割り込み返そうと、隙を窺っていたら、


同席の、と~っても上品な奥様が、


「あのね、こちら、島根のご出身なんですって」


と、とっても品よく、それまでお話してらした、別の初任三尉殿をご紹介してくださいました。


「え?島根だと出雲大社ですね」


と、島根に反応。


「あ、はい。自転車で10分です」


おお、出雲大社のご近所とは。


「じゃあ、いずもに乗れたらいいですね~(笑)」


「さぁ、どうでしょうね」


ってな感じで、お話が始まりました。


ここで、私、かねてより一度は聞いてみたいと思っていた事を質問。


「あのね、海上自衛官の士官と会うたびに思うんだけどね、江田島って、

女性のエスコートの仕方でもカリキュラムにあるの


「あるわけないです、そんなもの(笑)」←さっくり。


だよね(笑)


「いや~、だってね、海自の士官って、なんか女性の扱いがすごく紳士的だから。

 駅まで必ず迎えに来てくれるし、とにかく細かくいろんな事を気遣ってくれるもの」


というと、防衛大出身の三尉殿は、


「あ~、それは、我々はとにかく迷ったら大変な方を選べ!と叩き込まれていますので」


と。


なるほどね


ものすごく、ものすごく納得。


そ~いうことだったのか


こちらのわがままを、いつも聞いて下さるのも、


わざわざお迎えにいらして下さるのも、


単に、おもてなしの精神だけでなく、そういう事が根底にあるのか、と


妙に納得しました。


そう考えると、あの時もこの時も、全てそうでした。


どんな時でも、自衛隊は、


「大変な方」を選択して行動してくれています。


それが、どんなに小さなことでも…。


この事が聞けただけでも、大阪まで来たかいがあった、とそう思います。






早々に、そんな素敵な話を聞いてしまったので、


あとは、結構他愛のない話をしていました。


すると、私の位置からテーブル向かい2時方向に、


某潜水艦の艦長さんが


なんと、わざわざ私のテーブルに艦長さんが来ている。


さっき、遠いからどうしようかな~って思っていたのは、一体なんだったの


ここで、三尉殿に、ちょっとだけごめんね


と言って、艦長さんの所にGO


他の初任三尉殿とご歓談中に、


「お話中、失礼いたします。御挨拶させていただいてもよろしいですか?」


とお邪魔。


艦長さん、快く、どうぞどうぞと仰ってくださいました。


まぁ、大した話はしていないんですが、


海自大好きオーラ満開で、熱く語っていると、


艦長が、若い三尉殿に向かって、


「ほら、ね。こういう人もいるんだよ。大丈夫だから」


と、なにやら不安そうな顔の三尉殿に、微笑みながら仰った。


え~っと、どういう人ですか???(笑)


なんか、悩んでいるんだろうけど、こんなことで多少なりとその不安が払しょくされたのなら、なにより。


いくらかは、艦長のお役に立てれたようでよかった、と思っておこう(よくわかんないけど)


たぶん、潜水艦に乗る予定の三尉殿なんでしょうね。


そして、元の席に戻ると、いずもの彼は隣の別の士官とご歓談。


その別の士官は、同じ江田島の同期ながら、階級は二尉。


どういう事か言いますと、こういう事です。


防衛大学校 or 一般大学卒 ⇒ 三尉スタート


大学院卒 ⇒ 二尉スタート


なんです。


ちなみに、私はこの手の二尉の知り合いが二人いるので、


このシステム(っていうの?)を知っていました。


ここでかねてよりの疑問。


通常軍隊では、この階級1つの差が半端なく大きいんだけど、


二人は、どうみてもフツ―に同期として話している。


「あのさ、二尉と三尉でも、やっぱ同期は同期なの????」


「そうですよ。だから、江田島では階級見て『あっ!敬礼…』と思いきや、

 お~っと、コイツ同期だった~。あぶないあぶない(笑)ってことがよくあります」


なるほどね(笑)


なんだかややこしい。


「ところで、明日は艦上レセプションだよね


「そうですよ。明日は我々が、接待させて頂きます」


…何をおっしゃいますか~。


今日だって、なんだかんだ言って接待される側のはずなのに、


気ぃ使っちゃって、接待してる雰囲気満載じゃないの~もうっ


しかし、毎回書いてるけど、本当に海自の士官って、いろんな事させられるよね(笑)


って言う事が、次回、よ~~~~く分かりますので、


お楽しみに


練習艦隊の夕べ@太閤園の夜は、あっという間に過ぎました。