おちびくんの頭がヘルメットのようになってきた。
小さい頃なら、お風呂場でジョキジョキと切り、
あらら・・・・ごめんね。
と、なっていたものだがもうそういうわけにもいかない。
週末はおっさん達が行列している床屋さん。
1200円。
そこへ行って切ってもらっていたのに
ある時、『前髪まっすぐくん』になってしまったらしい。
「まことちゃん?」
と、言ってしまったら調べた模様・・・。
まことちゃんを・・・。
ショックは相当なものでした・・・。
もう、その床屋には行くもんか! と・・・・。
で、美容院へ。
ついでに私も切ってもらうことにする。
「どうなさいますか?」
・・・これが、苦手だ・・・・。
どーって言われても。
「エビちゃんみたくしてください」
とは、言えないでしょう。人として・・・。
「どのくらい切りますか?」
・・・そう、そう、こう聞いてくれると答えられる。・・・
「5センチくらい。」
「前髪は・・・」
・・・まゆげぐらい・・・。
「では、シャンプーいたします」
機械のシャンプー。
洗濯機の中に入ってるような気分になる。
この、隙間から水がドバァ~~っとあふれたらどうしよー
などと、思いながら
「かゆいとこございませんか?」
とか、聞かれないことを少しさみしく思ったり・・・。
そのうちに、きっと洗車の機械みたいに
体も自動で洗ってしまえるのができるんだろーか?
肉も取れます。とか。
こんなとこではないと、手にしない
「女性自身」パラパラしてみるも、
紀子さま第3子御懐妊って、古くないか?
おとなりではおちびくんが神妙な顔で
切ってもらっている。
「もみあげが、さるやまくんみたいだ。」
すすめ、パイレーツ しらない?あ、そう・・・
も、すっきりしている。よかった、よかった。
さすが、プロだね。
私もすっきりと切ってもらい
床に落ちてる大量の毛をだんなさんにあげたいなぁ~
などと、優しい気持ちになりながら
お会計。
おちびくんは床屋さんでい~んじゃないのかい?