ある日、こんなチラシが入ってた。
この辺りは、猫の放し飼いが時々あり、
車に轢かれた猫がいたり
幼児期の恐ろしい体験により、犬や猫が恐怖の対象でしかない私なんだが、この可愛らしい写真や
「大切な家族です!」が飼い主さんの必死な思いに早く見つかればいーなー
と、思った。
そんな翌日
玄関先の植え込みになんかいる…
猫…
目が合う…
恐怖から凍りつく…
動けない。
必死に、
「しっ!しっ!」
と、言ってみるも逃げない。
全然動じない猫。
あの探し猫は怖がって逃げるとあったが、こいつはビクともしない。
色も違う。違う猫だ…
そして、
今度は車の下や、バイクの下でくつろぐ猫を目にする事になる。
いつもいる…
その度に、高血圧な私の血圧がメーター振り切るほどのドキドキで、震える。
なんで?うち?
以前にも困った事があったので、嫌いなニオイだというスプレーがあってまいてみたが、
全然効かない…
普通に戻ってくる…
やだ…棲みつかれたら私が死ぬ…
あれ?怪我してる?
暑いし、この猫なんか食べてんのかな?猫って何食べるの?
魚?
変なもん与えて死んじゃったらやだしな…
チラシの猫ちゃんが、汚れて野生化して、変わっちゃってるって事ないか?
と、チラシのお宅に思い切ってお電話してみた。
探してた猫ちゃんは見つかったそうで、その後目撃情報が頻繁に来てるという。
それが、うちにいるんですぅ〜
私、苦手で〜
良い方で、どうしましょう?と、あーでもない、こーでもないと、考えてくださった。
が、保健所に連れて行かれるとかわいそうだというので様子を見て見ることにする。
あれだけ、人に慣れているような様子は飼い猫なんじゃなかろーか?
市報を配りに来てくれた近所の中学生に、バイクの下にまだいる?
と、見てもらったらまだいる。
「あの猫、先週はあの信号の下の○○さんちのとこにいましたよ!」
何で、次うちなの…
猫の放し飼いはありなの?
黒と白のウロウロしてた猫、
黒が轢かれた日…
白がずーっと側にいた
帰宅し、直視出来ず2階の窓からずっと見てた…
誰かが、道の横によけ
ご近所の方が通報して、黒も白もいなくなった。
あの時のような思いはもうしたくない。
私は、さわれないし合うとヒィ〜ってなってしまうけど、
大切な命。
この辺りで野生なわけないので、
しっかり責任持って飼っていただきたい。
大切な家族です。
お電話した方はこの猫の事も、とても心配して下さり、苦手な私の事も心配して下さり、優しさと思いやりにあふれる方でした。
私も、虫や爬虫類は大丈夫なんだけどな…