気まぐれウォーク

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最高の手づくり野菜貯蔵庫

2012-02-22 15:55:31 | Weblog
 我が家では、市民菜園などで自家製の野菜を作っている。収穫した野菜類は冬の間少しずつ食べるためにどこかに貯蔵しておかなければならない。雪国なので昔は畑に穴を掘って土をかぶせ春が近くなると掘り出して食べたものだ。しかし、今住んでいるところはこの方法で凍らせてしまったことがある。きっと土の状態が越冬に合わないのだろう。
 しかたないので台所の床下にダンボールに入れた野菜を入れて冬を越すことになる。幸い我が家の床下は広くて、小さなハシゴを使って降りていくことができる。しかも、気温が真冬でも常に6~7℃あり、野菜が凍ることはない。
 さて、このようにして貯蔵した野菜はふた月も経つと次のようになる。
 ・じゃがいも⇒ご存知のように有毒な芽が気持ちが悪いほど長く伸びる。
 ・にんじん⇒白いヒゲ状のものがたくさん生え、端のほうから腐ってくる。
・大根⇒畑にあるように立てておいても、端の方から腐ってくる。
 ・白菜やキャベツ⇒ひとつずつ新聞紙に巻いても外側から腐ってくる。
 ・長ねぎ⇒数本ずつ水でぬらした新聞紙にくるみ、立てておいても2ヶ月も たつと中身がスカスカになり、ほとんど食べるところがなくなる。
 これは、6~7℃の温度が高すぎるためだ。種類によりその温度は違うが、だいたいこれらの野菜は0~1℃が適温だ。
 
 さあ、それで野菜を長持ちさせるために写真のような貯蔵庫を作った。
 床下の角を利用したこの1畳くらいの貯蔵室は、古いじゅうたんを折り、中にダンボールとビニールを挟み、風邪が通らないように床下自体の温度に影響されない密封した空間にしたのだ。そして、冷たい外気を入れる為に、どんな家の周りにもついている換気口を利用。それを開け閉めすることにより貯蔵室の温度を6~7℃から常に1~2℃にすることに成功した。おかげで、2月の現在も野菜類は収穫した時と同じくらいのみずみずしさを保っている。
 ちなみにこの貯蔵庫、家にあるガラクタを利用したため、お金は1円もかかっていない。