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ご購読ありがとうございます。大義と神意とは?

2024年03月13日 | 安全安心野菜情報
こんばんわ、娘を義両親に預かってもらい2週間で5kg太ったプルンプルンの豆腐メンタリスト田子作です。

やはりグルテンフリーを止めた途端、ぷくぷくと太り始めました。

いかに植物油や外国産小麦粉がとんでもないか我が身を持って実感しました。

ということで、自分のために明日からグルテンフリー生活復活です。

もちろん会員様と私以外にはご提供いたしません。

原価が高すぎて一年で160万円の赤字だったので。

その代わりにグルテンフリーではありませんがヘルシーな150円惣菜を始めました。詳しくはこちらからサイトでご確認いただけます。

しかし大義のためとはいえ、一昨年の大赤字はまさに瀕死の重傷を負いました。

「日本人の健康を食い物にする利益優先の大企業の被害から少しでも多くの日本人を救いたい!!」という錦の旗印のもと、飲食事業へ進出しましたが、既に強固な中毒にかかってしまった多くの人は助けられないことを知りました。

大義=神意ではないということを痛感した瞬間でした。

ですが、これは当たり前のことなのです。
もし、大企業が食の安全性を訴え、当店と同じように添加物を使わず、無農薬野菜だけを使用したら市場はどうなるでしょう?

需要と供給のバランスは一気に崩れてしまいます。
健康食材はあっという間に高騰し、結局一般市民の口には入りません。

喜ぶのは今まで日の目を見なかった無農薬農家!

でしょうか?

違います。

あくまで「広報力のあるもの」だけが得をするのです。

金儲けのために量産すれば、それを適正価格で売り切る必要が出てきます。
しかし生産者の多くは有名ユーチューバーになれるわけでもテレビなどのマスコミが無料で宣伝してくれるわけでもありません。

結局、JAや大手販売業者の言うままに安値で取り上げられるのです。

個人が直接市場に出品することは今でも可能です。
ですが、JAの基準がない商品にどれほどの商売人が手を挙げるでしょうか?
二束三文で叩かれるのがおちです。

この『信用力』の差のせいで価格は天地の開きになります。

当店は創業70年以上の暖簾の青果店「石川青果」で修業し、結果的に暖簾を継がせて頂きました。
先代母ちゃんから日々青果の目利きや商いの手法、農家や仲卸や市場との関係性の構築などを直接学び現在に至っております。
私ことタゴサクは25歳から(途中10年は企業で法人営業の修業)47歳まで月給3万円で12時間労働でした。
もちろん器用な私は他にも色々と商いをしていたので問題なく生活は出来てましたが圧倒的な時間と労力は石川青果に捧げました。

私は36歳の独立から2年目には異業種交流会『洗濯船』を立ち上げ、地元の自営業者や企業様、起業を目指す若者に向けて無料、時には有料で情報提供をしてきました。

今から約20年ほど前のことです。

その時の受講生の中の一人が今の嫁さんです。

当時は二人とも若く、この矛盾だらけの世界を正してやるぞ!と息巻いてました。

しかし冷静に計算すると本当に健康的な食材や調理法の料理は極々僅かな限られた方しか口にすることができないことが分かりました。
そのため会員制にしたのですがあまりの利用頻度の低さから、その希少価値に気づいていないことが判明。
現在のところ年会費は1万円ですが、扱う食材や手のかかる調理法の割に低すぎる利用頻度を考慮し再計算したら適正な年会費は10万円以上でした。

大義を抱えて大海原に漕ぎ出したものの、現実は「いざ鎌倉!!」と推すべき大将のために命懸けで馳せ参じるのが精一杯だと理解させられることになったのです。

長くなりそうなので続きは明日!!
もうだめ、zzzzzzzzzzzzzzzzz



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