ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

藤原ブルーと春の妖精たち♪ 藤原岳で・・・2 草木まで

2021年03月07日 | 山 近畿 霊仙・伊吹・藤原

2021年2月27日(土)☀ 藤原岳

 

430mの尾根歩きからの続きです

 

430m地点から 解放された尾根になり

左側に遠足尾根を見ながら

変化に富んだ尾根歩きが始まった

 

 

急な登りは カレンフェルト地帯特有の姿を現し

石灰岩瓦礫の尾根が続く

 

その瓦礫の岩陰にひっそりと咲く花もまた

春の訪れを知らせようと、顔を覗かせ始めている

 

 カテンソウ まだ

 オニシバリの雄花(花下の筒が長い)

 

樹林帯の切れ間から いなべ市街地も広がる展望!

吹く風は冷たいが 気持ちは爽やかに開放的になる

 

 変化に富む登山道を進む 新しい指導標はどの時代のもの?

 まずはへ参ろうか!

 

歴史の逆行を感じる標識から 

またまたな登りとなる 

だけど春の妖精に逢うためだ

 

頑張って登ろう!

 

ただ、急登になると が開ける様に明るくなる

 

 

 南東方向が開けた斜面

伊勢湾と四日市市街地

 

四日市市方面が広がり 伊勢湾が輝くように見える

 

ぁ~ 励まされる~

 

道は急斜面に石段状に整備されたもので 

本当に 歩き易くなっている

周りの景色を見る余裕ができる程…

 

思わず やっほう~と叫びたくなる

 

そして 階段から ゴロゴロした岩の壁となり

その間に作られた急な道を登っていく

 

 カレンフェルトの岩場の急登

 

カレンフェルトの岩場を頑張って登ると

ケルンが目に留まる

そこが最初の目標点 丸山の入口である

 

 ケルンを確認!丸山入口

丸山 650m

 

第一目的の場丸山は、一見何も無いように見える

ゴロゴロの平らな広場の頂で 樹林に囲まれ 

決して展望が開かれている所ではない

 

この時期だからこそ まだ明るいが

東側の斜面に寄って 四日市方面の景色が見られる程度だ

 

だが この丸山は 

春の妖精たちが息づく所の一つ

ケルンを目印に 小さな妖精たちを踏まないように

丸山の頂を踏んでいく 

絶対的に足元には注意が必要だ!

 

そして 

見つけた! お会いできたぞ!

 

 凛と立つ愛らしい姿

 双子さんは、はにかみ屋さん?

セツブンソウ

 

まるで 春を感知する

パラボラアンテナのようなセツブンソウ

 

逢えた!逢えた!セツブンソウさん

春の日差しを一杯浴びようと

天を仰ぐ そのお姿に惚れてしまう!

 

丸山でしばらく

セツブンソウを見ながら休憩を取る事にした

すると 今年はオモトが確認できた

保護が必要とされる植物の一つであると耳にしていたが

今年は 少し数が増えていた?いえいえ

もっと増えなければならない数なのだと思う

ただ 一株しか見る事が無かったのに 

今日は4株ほどつけた

やはり 嬉しい♪

 

 万年青(オモト)の果実

 さて 先を急ごう!

 

からは足元注意!

春の妖精探しが楽しい尾根道だ

 

 森のトンネルをくぐって…

 急な斜面を登って…

 尾根を捲くようにトラバース!

 

あっ! つけた!

 

 セリバオウレン(雄花)

セリバオウレン

 

まるで春の線香花火の様な小さなお花の群生が…!

愛らしいその姿を這い蹲って撮影!

 

余り小さくて確認は難しかったのですが

見つけたセリバオウレンはみなのようで

両性花を見つける事は出来なかった…

 

小さな小さな線香花火の様な花に

出会えたことにまたテンションが上がる!

 

これは幸先いい感じ♪

黄色い天使にも逢えるかも…

胸に期待を膨らませ 更に先に進んで行く

 

 惜しみつつもを急ぐ

藤原岳

 

まだまだ遠くに感じる藤原岳を 裸木の向こうに捉えながら

黄色い天使に逢うために 急登の尾根を登っていった

 

 登りと下りが繰り返される

モミの木

(最初はツガの木かと思っていましたが エバグリーンさんにお尋ねすると 葉がツガより長く、モミの木だと教えて頂きました)

 

鞍部の稜線には大きな大きな 

目立つ一本のモミ大木が立つ

そしてここは、私の好きな場所の一つ

 

風の通り道で強い風が通る その風にも負けず

天に向かってまっすぐ伸びるモミの木が印象的だ

 

そういえば よく見渡すと

この一帯には モミの木が多いように思える

周りの景色を見ながら更に進むと 

またまた分岐が現る

 

 トラバースと尾根道の分岐

 

往路では 尾根道の方を進み 草木に立ち寄ろう!

 

尾根道と行っても 登りもあれば下りもある

アップダウンは当たり前で

ごろつく石灰岩の岩場はつきものだ

そんな尾根道を選んで登っていった…

 

 草木はまだか~

 ゴロゴロ尾根がつづくよ~

 愛らしく咲くセリバオウレン

 下って広いコルに出ると…

 785mトラバース道の合流点だ

藤原岳の採石場といなべ市方面

 藤原岳へとどんどん進むと…

 834m下 草木と迂回路の分岐

 834m下標識 ここは草木

訪れやすくなった草木 834m 

 

以前は この草木が中々見つけられずに通り過ぎていた

 

登山道より少し外れた形になっており 以前知り合った

ブロガーのJ-ウルフさんに教えてもらって 

何度目かの訪問で 漸く見つける事が出来た

 

それほど 分かり難かったのに 

しっかりと指導標と道が出来ていた

 

もう 迷う事は無い!

 

だが ここが目的ではない 

 

 裸木の向こうの影が待つ!

 

藤原岳へごう!

 

今日は本当に天気には恵まれているな~♪

 

 

つづく

 

 


藤原ブルーと春の妖精たち♪ 藤原岳で・・・

2021年03月07日 | 山 近畿 霊仙・伊吹・藤原

2021年2月27日(土)☀ 藤原岳

 

スプリング・エフェメラルたちが

顔を出し始めている知らせが届きだした

 

去年は逢いに行けなかった…

今年は思い切って行ってみよう~♪

 

体力を取り戻すため 山活動をぼちぼち始めだした

そして…季節は移り変わり

漸く 春の妖精たちの便りを聞き始めた

その誘いに乗り遅れないように 藤原岳に行く事にした

 

 

 新町墓地駐車場

 南部第2配水池フェンス横

孫太尾根登山口

 

いつもの新町墓地駐車場に駐車して出発

 

8時頃に着いたが まだ駐車スペースがあった

花の時期になると車を停める所がなくなるが

まだ この時期だからなのか 助かった

 

墓地より配水池の横を通って樹林帯の中へ

すぐに 孫太尾根登山口に着く

 

なんだか以前とは少しだが雰囲気が違う

そんな孫太尾根登山口を左へ進んで行く

 

 すっきりとした登山口

 

整然と並ぶ杉林の間を進んで行く

朝の日差しを落とす樹林帯は どこか優し気

歩いていても気持ちがいい~

 

しかし・・・

勾配がきつくなると そんな余裕も無くなる・・・が

今は堪能して歩こう…

 

 最初の出迎えはヤブツバキ

 丸太階段こんなのあった

 あれ…?新しい指導票?

 神武社殿跡地はわらないけど…?

 

歩き始めて気になりだす

なんだか入口だけではなく 孫太尾根自体…

雰囲気わっている様な…

 

神武社殿跡地からも ズルズル斜面が続いて

喘いだ記憶が戻るが…

 

とても歩き易くなっている様な…

その上 新しい指導票の青が目を惹く

 

絶対、以前とは違う!

そう思いながらも 次第に急勾配となり出すと

そんな事よりも 登る事に集中して歩を進めだす

 

ただ…

 

 この指導票辺りから…

 勾配がきつくなって来た!

 

とても歩き易くなっていることにく!

 

地面も 木の根も乾いている事もあるが 

整備されている道の状態も良い

 

以前はこんなだったかな

いや違う! 孫太尾根が変わった!

 

 387m指導票辺りから道は…

 緩やかになって…

 下り トラロープってあった?

 この380mの指導票から

 再び登りとなるが…

 その先の曲がり角…

 奥の展望は通行止めに!

 

最初の開けた尾根の展望は

ロープが張られ通行止めとなっている

仕方が無い…展望は、お預けだ!

 

右方向へ曲がって 樹林帯の中を進むが 

ここから更に急勾配となり

ジグザグの登りを頑張って登っていく

 

 急登を登って登って

 明るい尾根ラインに出た?

 430mの指導票が目印!ここから…

 孫太尾根の魅力を感じて登る

竜ヶ岳方面

 

開けると 目の前に遠足尾根の稜線が平行に延び

常に 遠足尾根が寄り添ってくれるようになる

 

 ぁ~!いくぞ!

 

変化に富んだ尾根に 早春の妖精を求めて

鈴鹿山脈特有の地形と地質を露わにした

孫太尾根しみながらっていこう!

 

つづく

 

コースタイム

 

8:25 新町墓地駐車場 → 8:41 神武社殿跡 → 9:30 丸山 650m 9:40 → 10:18 草木 834m →10:51 多志田山 965m → 11:50 藤原岳 1140m 12:40 → 14:19 多志田山 965m 13:31 → 草木 834m → 14:20 丸山 650m 14:35 → 15:12 神武社殿跡地 → 15:20 新町墓地駐車場