ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

再び藤原岳・・・の天狗岩2 子向山編

2021年03月28日 | 山 近畿 霊仙・伊吹・藤原

2021年3月20日(土)☁/☂ 天狗岩(藤原岳)

 

獣柵から入山した所からの続きです

 

 

 

穏やかな樹林帯の道は長く続かず

急な谷沿いの道へと変わっていく

 

 谷沿いに道が続く

 足元のトリカブトの芽生え

 

薄暗い樹林帯の谷間に 若芽が葉を延ばし

芽生えているトリカブトの姿がみられた

そんな急な斜面が容赦なく続く

その途中から、

谷から離れるようにジグザグに登っていくが・・・

 

 谷を外れ尾根へと向かって…?

 谷筋も付いてきたようだ

 中々、谷筋から離れられない

 

一時は谷から離れて 急勾配を登れば

尾根に出ると思ったが あぁ~勘違い!

 

すぐに谷筋の道へとなり 暫く、谷沿いに登っていく

すると 中電巡視路の標識を右手に見えてくる

そこをに曲がっていくと 

漸く尾根へと向かう道となる

 

 尾根への登りも急登が続く

 ヤマネコノメソウ

 

谷筋から離れていくと次第に 

森の番人の集まりの様な樹林帯になり

そこを抜けるように登ると 緩いトラバースになる

そしてその先に 最初鉄塔の脚が見えてくる

 

 枝葉の先に見える鉄塔の脚?

 暗い樹林帯から抜けると…!

 

鉄塔205に出た!

明るい広場にでるとホッとしたが

見上げた空は、怪しげな様相…

雨が降ってきてもおかしくなさそう…

 

まずは鉄塔204まで行くぞ!

・・・といいながら

チチの足は止まることなく

再び 先の樹林帯へと入っていった…

 

ただ…そこからの登りは

今まで以上にしんどく感じた

雨が降れば…いや~な斜面になりそうな

そんな山肌の登りだった・・・

 

 ホッチラコ!

 ドッコラショ!

 

見た目は歩き易そう…

実際は急勾配で 藤原岳特有の土壌を潜め

が降れば 滑り台になりそうな斜面

 

雨よ 降るでないぞ!降らないでくれ~!

そう願いながら 3~4分ほど登ると

その急勾配わった…そして、暫く

足休めができる程の緩い下りとなる

 

 この辺りから勾配は緩くなる

 薄暗い樹林帯の中へ下る

 再び谷間の道になる

 谷筋を渉るように進むと

 急なジグザグの登りが待っている

 その急登を登りきると…

鉄塔204

 

漸く鉄塔204まで登って来た

ここからは な所はあるが 

杉林から離れて落葉樹の広がる

この季節ならではの尾根を楽しめるようだ

 

 登って来た方向を示す標識

 ここからあせびの木が目立つ

 

急な登りがあったり、平坦になったり…

変化はあるが 鉄塔204からの道は

広い尾根が広がり 裸木の樹林帯

この季節ならではの開放的な、

それでいて神秘性を秘めた、歩き易いが続いた

 

 色白のアセビの花

 平坦な尾根になった先に…

 標識発見!

子向山 647m

 

平坦な尾根になると 広い樹林の広場に出る

そこに 枝に釣られた標識があり

子向山であることを知る

展望は無く 広場の様な頂だった

平坦な頂は樹林帯に囲まれているが 意外に広い

その子向山通過点だ! 

休まず通り過ぎて 一旦コルまで下る

 

 コルへと下る道はアセビが一杯!

 アセビを抜けると冬木の森へ

 平坦な冬木の樹林帯が続く

 

青空だったら どれだけ見晴らしがいい事だろう

 

見上げた空は 灰色の雲で覆われている

 

葉を落とした木々の間から見る景色もまた

季節ならではの風情があり いいものだ

この日は 雲が多すぎる

それでもがまだ ちてこない事に感謝

 

 薄っすら浮かぶ山の影を見て下る

 コルのあたりに標識発見

640m 尾根分岐

 

本来の登山道に合流する分岐に出た

 

地図をみると 意外に複雑な地形をしている

ここからもまた アップダウンはあるが

歩き易い広い尾根のようだが それに甘んじて 

油断していると

迷いやすいルートのようでもあった

 

 そのまま真直ぐ進む

 

あれ?少し明るくなってきた?

 

まだまだ冷たい風が 吹き抜けていく・・・

 

梢の先で 青い空を捕まえたい!

 

だけど 見上げた空は

どことなく迷っている様な…そんな空だった

 

 

 

つづく

 

 


再び藤原岳・・・の天狗岩

2021年03月28日 | 山 近畿 霊仙・伊吹・藤原

2021年3月20日(土)☁/☂ 天狗岩(藤原岳)

 

この週末の天気は下り坂で 

土曜日が決めて!日曜日は雨!

その土曜日も午後から怪しい・・・

 

ひとつ前の週の13日は 山日和の良い天気だった

・・・だったのに 私は寝過ごした!

寝過ごしてしまって山はお預けになった・・・

だから 今度こそ計画倒れ阻止しなければ…

 

今度は失敗しないぞ計画し

絶対に行くぞ!そう決心して

3月20日土曜日 実行した!

 

その日は中々眠られず そして 3時には目が覚めた

 

二度寝は先週の二の舞いになると

起きて準備をした チチはまだ眠っている

チチより先に目が覚めたのは 初めてかも…

 

不思議と身体は軽く 眠気も無く

一路 藤原岳へと向かう車の中にいた

 

ただ空は予想通り怪しい・・・

それは 既に分かっていた事だ!

藤原岳まで登る事は 天候的にも無理だ!

そこで・・・

藤原岳山頂部、カルスト台地の中央に位置する

1,165m天狗岩を目指す事にした

 

車は国道306号線を走り

三重県いなべ市藤原町山口にある

藤原簡易パーキングまでやって来た

 

登山を目的とした方が数名見られる中

駐車スペースは余裕十分に余裕があり 

そこに車を停めた そして、

準備を済ませて出発だ!

空はすっきりとしたものではなく

簡易パーキングから見上げた稜線は雲に隠れている

だが、雨はまだ降りそうにはない

 

藤原岳一族の泥濘はヒル同様に有名

ドッロドロの中を歩くのはだ! 

ましてやズルズル滑のはもっと嫌だ!

せめて下ってくるまで持ってほしい

見上げた灰色の空に・・・ 願った

 

 国道306号線沿いのパーキング

 藤原簡易パーキングに駐車!

 

国道306号線を少し北上し

東海自然歩道の標識がある所を左へ曲がる

舗装道路を進むと 薄暗い樹林帯へと道は消えていく・・・

 

ヤブツバキの散る舗装道路

 

簡易水道の水道池の前を通り越し

薄暗い樹林帯へと入っていく

 

 藤原町山口上条地区簡易水道水源池

 薄暗い杉の樹林帯

 

簡易水道水源池より2~3分の所に 

中電巡視路の二つ目の標識があり 

その数メートル先の林道が見える所が

取付きへの入口のようである

そのすぐ先に獣柵があり 

そこから中電巡視路に入っていくようだ

 

 獣柵から入山!

 まだ眠たそうなミヤマカタバミ

 まだ寒そうなシロダモの冬芽

 オニシバリの雄花

 

静かな静かな樹林帯に 腐葉土の地面が

歩き易く 緩やかな上り坂を心地よく進む

 

ここからの入山は初めてだ

どんな所なのか? 

心はワクワクとしていた この時は・・・

 

 

 

コースタイム

 

7:25 藤原簡易パーキング 7:45 → 8:00 獣柵より中電巡視路入山 → 8:27 鉄塔205 → 8:43 鉄塔204 → 9:04 子向山 647m → 9:10 640m 尾根分岐 → 9:27 780m 鉄塔R201 → 8:43 865m 木藤(白瀬峠)分岐 → 9:57 960m L203鉄塔 10:05 → 10:18 1070m 曲り角 → 10:37 1143m 頭陀ヶ平 10:40 → 11:10 天狗岩 1165m → 11:45 頭陀ヶ平 → 12:05 白瀬峠 1010m 12:10 → 12:45 780mR201鉄塔 → 640m 尾根分岐 → 13:46 白瀬峠登山口 → 国道306号 → 14:10 藤原簡易パーキング 

 

 

つづく