2021年11月13日(土)☀ コグルミ谷から右回りでテーブルランド散策
御池岳山頂からは、壮大な草原を歩く
所謂、天空の台地で、御池岳の名称の謂れともなった池が、
三十余り点在しており、大小の窪みの中から名前の付いた池を探す
池巡りを楽しむ人も多い
ここは、石灰岩で形成されたカルスト地帯特有のドリーネが無数見られる
灌木の樹林帯の中に入って
青朽葉色の灌木帯を抜けると
枯葉色に包まれた草原の中を、風が我が物顔で吹いている
それは冷たく、決して強く吹いてくるわけではないが
寒さに身が縮まってしまう
ここで、上着を一枚羽織る事にして テーブルランドへと向かった
御池岳から 一時的に樹林帯の中に入り込むが
すぐに開けた台地になり
広~い天空の草原を目の当たりにする
ボタンブチへの分岐
ボタンブチと奥の平の分岐点は そのまま通過して
奥の平へと向かう
遮るものの無い天上の草原は、もう冬だった
枯葉色に、白い冬の足跡を発見した!
初の霜
坊主頭の奥の平
北側の展望 左側手前に霊仙山 右奥に白いものが付いた伊吹山
展望は申し分なし ただ
広すぎて縁まで行かなければ見えない
見えないが 見ると感嘆の声が漏れる
ただ、今回もまた 雲の存在が邪魔をして
本来ならば 伊吹山の向こうにある奥美濃山々をはじめ
遠くは北アルプス、中央アルプスが楽しめるはずだったが
それをみる事は出来なかった
ただ、唯一、能郷白山が確認できた
その頭には 既に白いものがついていた
南側の展望 天狗堂
テーブルランドの南側~西側の端の散策では
寄り添う様に、姿を見せる天狗堂が目を惹く
ボタンブチへの天上の草原は 壮大であるが
平原ではなく あちらこちらで大小の窪みができており
カルスト地帯の特性でもあるドリーネが見られる
台地を取り巻く植物景観もまた お見事!
壮大なる青朽葉色の草原は飽きがこない
いつまでもそこに居られそうな気がする…が
そうもいかない まずはボタンブチを目指そう
ただ 風が強いぞ!
邪魔するものがない為 自由気ままな風に
一気に体温を奪われる感じだ
風の悪戯?耐える樹
ボタンブチ
ボタンブチから見る天狗の鼻
ボタンブチの隣に見える天狗の鼻
いつも思う・・・
私的には 天狗の鼻には見えない! どう見ても・・・
天狗の鼻に向かう
天狗の鼻ではなく やっぱり ガメラだ!
今日のガメラは 背中に人を乗せて何かを言っている?
天狗の鼻からの景色
私的には ガメラが眺めている南側の景色は、
鈴鹿山脈が広がっている
こうしてみると鈴鹿山脈の奥深さを感じる景観である
更に西側の方に向くと 滋賀県側の市街地と琵琶湖が見える
その向こうに雲と交ざりあう比良山脈が構えている
天空の台地の端から見える展望は、まさに絶景である!
天狗の鼻からはテーブルランドの周回
何度かテーブルランドは訪れているが、
取りこぼしていた所が気になっていた・・・
今回は、その残しておいた宿題を片付けるため
テーブルランドの西側の縁を周る事にしたのだ
目的は・・・
西のボタンブチと夕日のテラスだ
西側の縁を狙ってまずは灌木帯へ
樹林帯から抜けると・・・
赤朽葉の草原を横断!
風池
西側の縁を外れず歩く
ハネヒツジゴケの赤い蒴(サク)
再び樹林帯へ・・・
道はあるようでなく あると思っていても、途中で消える
これと言って目印の無い草原帯と樹林帯
周囲に見える地形やピークを指標にして歩くが
必ず地図とコンパスで確認する
天気の悪いガスった日であれば、遭難する可能性がある場所だ
上等の苔衣装を羽織った木の根
樹林帯を出たり入ったり
道はあるようでない?何処に行くのだろう
苔の世界へようこそ!
木の陰からうっすらと見えるピーク
樹林帯を抜けて・・・
丸池
見た目の通り 丸いので丸池?
丸山の麓にある池なので 丸池?
樹林帯に向かって登っていく!
樹林帯を抜け出ると岩稜帯!?
縁の端に立ってみれば!
P1182
丸山を望む
苔 苔生した世界
御池岳ブルー
言葉では言い表せないぐらいのご褒美だ!
だけど 少し疲れた・・・
風を避けて 丸山と苔を見ながら休憩を取った
一旦ここで つづく
まだまだ終わらない・・・
景色があまりによく
600枚以上の写真を撮ってしまった・・・
その影響はブログにも出てしまう
似たような場面のまとまりのないブログになってしまっていますが
もう少しお付き合い下さいませ
宜しくお願い致します