2022年5月2日(月)☀ 坊がつる~雨ヶ池~長者原
平治岳にかかる太陽・・・
朝陽が坊がつるを明るく照らし始めた
目覚めは とてもいい♪
山の中での睡眠は、最高にいいものになる
爽やかな朝の日差しは、
まだ ここに引き留めるばかりに心を目覚めさせる
覚悟を決めて出発した九重山 2日目からの続きです
坊がつるの朝は ゆっくりと時が流れる
のんびりと歩く人の姿が、その場に溶け込んでいた
三俣山
白口岳 稲星山 中岳
今日は お別れの日
予定していた日程は変更され
早くも下山することになったが
空は、爽やかに送り出してくれた
今日のアセビトンネルは明るい
新緑に包まれた明るい登山道
クサボケの花ともお別れだ
雨ヶ池越し
初日とは全く違う雨ヶ池越!
雨ヶ池から見る三俣山
池の水は少ないものの
湿原らしい独特の雰囲気は言葉にならない
傍で鎮座する三俣山もまた
坊がつるで見る姿とは、違って見える
往路では見られなかった涌蓋山
森は初夏の趣を湛えだし
新緑の美しさに 何度足を止められたことだろう
指山分岐
静かな朝を迎えた森もまた
今日一日の活動を起こす準備でも始めるかの様に
活気を帯びてきている
ギンリョウソウ
オトコヨウゾメ
もうすぐ タデ湿原だ!
タデ湿原の遊歩道
左から 黒岩山 大崩ノ辻 上泉水山 泉水山
長者原の駐車場へと向かって
タデ湿原の歩道を歩く
ビジターセンターの裏の水場
平治号 ただいま~
ビジターセンターは、もう開店してた
長者原の駐車場は満車!
明るい朝は活気がある!
登山の恰好をした人や観光客、
ツーリングを楽しむ人たちなど、
様々な人たちが入り交ざって
GWを楽しむ姿が多く見られた
下山してすぐに入りたかった
ビジターセンターの温泉はしていないとの事
足湯のお湯は出ていたのに 残念だ
なので・・・
九重星生ホテルの日帰り温泉を利用した
ここの露天風呂は 好きだ
三俣山を間近に眺めながら入浴できるのだ
人も少なく、ほぼ貸切状態で、
コロナ禍初の露天風呂を楽しんだ
汗を流し終えた後は すっかり観光客になる
佐賀関まで足を運んで 関サバ・関アジ丼を味わい
別府観光をして、その後に
筌ノ口温泉へと向かった
ここが、チチの湯治場となり
宿泊先となる
筌ノ口(うけのくち)温泉
旅館新清館 ←クリック
明治33年創業の老舗だ
久住山に登った後は 必ずと言ってよいほど
この旅館を利用させて貰っていた
しかし、コロナ禍になった事もあり
随分とご無沙汰していた
クレマチス ドクターラッペル
入浴後などに休憩する場所
3回の部屋の廊下
この旅館の中は、タイムスリップしたような
不思議な空間が漂っており
静かな趣と 古い時代の匂いがして
時が止まったようにゆっくりと過ごせる
食事は、座敷の食堂があり そこで
宿泊の皆様と食事をするのだが
電話で予約する時に 個室が空いているという事で
個室を取った ここでチチと二人っきりで
ゆっくりと食事を頂いたのだ
山の幸を主とした食事 夕食と朝食
ヤマメの姿焼きは
旅館の前の鳴子川から獲れたものだろうか?
朝、散策をした際に、跳ねる魚の姿を見たが・・・
素朴な それでいて懐かしい
美味しい食事を頂いた
今回は、疲れていたのだろうか
汗も流していた事もあり
チチが露天風呂に入っている間に
私は そのまま、寝てしまったようだ
そして 4時ごろ目が覚めた・・・
激しい雨の音がする その為か
真っ暗で 怖かった
でも温泉には入りたかった…
なので、内風呂に入りに行った
さすがに だ~れもいない
お風呂は 独り占めだ!
お風呂は熱めだったけど
開けている窓から入る風は、冷たかった
それが調度バランスよく
2時間近くも入ってしまった
筌ノ口温泉(うけのくちおんせん)
正保(1644~1647)のころから村人が入浴していた
享保13年(1728)、田野庄屋徳右衛門がこの地に住宅を造り、
湯小屋を建てたのが温泉の始まり
炭酸泉で黄褐色に濁りがあるのが特徴
お風呂から上がる頃
外は少し明るくなってきていた
チチもよく眠っているので
独り 旅館の近くを散策してみた
この時は、すでに雨は止んでいた
昨日まで この上流の源流にいたんだと
暫く鳴子川を眺めていた
あっ! 魚が跳ねた…
ヤマメだろうか?
小さな波紋も 流れの中にすぐに消えた
川の流れの音だけがする
決して耳障りなものではなく
自然の出す音の心地よさが心に染みる
本当に 時は止まったまま
雑踏とした現実の世界を 忘れさせてくれた…
やまなみハイウェイ
また、やまなみハイウエイを走った
そして、九重山に別れと告げた
また来る日まで…
終
長い長い、ただ長い愚ブログに
ご訪問いただきありがとうございます
コロナ禍から漸く一歩踏み出して
遠出をしました
チチの足も、どうなるのか不安は有りますが
受け止めながら 好きな事を続けられるように
出来る努力していこうと思います
今後も、お付き合い頂けると幸いです
ありがとうございました