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東洋大学 百人一首

2012-02-11 | ダイアリー

何年も前に東洋大学の百人一首が本になり、読んだことが

あります。

東洋大学と言えば箱根駅伝で優勝した大学です。

今年も60237首から選ばれた入選作が発表されました。

全国からの応募です。

 

「ひっそりと陰で咲いてたなでしこがいまや日本の象徴となる」

「震災で採用増える公務員少しうれしい自分に嫌気」

「幼少期サンタクロースを待っていた仕事で疲れた父とは知らず」

「「命日に網戸に止まり鳴くセミは祖父の化身としばし聞き入る」

「落ち込んだ模試の結果C判定鉛筆10本黙って削る」

「顔知らぬ名前の知らぬ人たちに生きててほしいと願った3月」

「便利だと流行だからと皆が持つ使えるだろうかスマートフォン」

「この携帯あまりメールがこないけど揺れたあの日は多くのメール」

 「グラグラと揺れる大地にひとりきり遠く離れた母からの電話」

「元気だと伝えてくれと言う親戚避難所前の最後の会話」

「ぐるぐると似たものどうしやってくる観覧車のような日本の総理」

「泣きながら内定きまり一番に電話したのは大切な祖母」

「家を出た兄が残した壁の穴を見つめる母どこは寂しげ」

「2年後は絶対ここにいるんだと強く思ったオープンキャンパス」