昨年の今頃は何をしてたかなぁ~と見ると
こんなロボットのことを書いてそのままになっていた。
産業用や医療用ロボットの進化とは別に、一家に一台、一般家庭にこれから普及していくようになるであろう家庭用ロボットがあると・・・・
彼らはいったい何をするか? …エプロンをつけて直接洗濯をしたり、掃除機をかけたりするのではないのですって。
家庭用ロボットは、それらの家電製品やメカが的確に働くような指令を出す司令塔になる。人間と電子機器とをコネクトする役割を果すようになる、というのです…。
つまり、いまでも家電製品はかなりじゅうぶん複雑で高度なことがときるようになっている、これからもより一層、便利に進化を遂げていくのだろうけど、それらを使いこなす、一般ピープルの人間の操作能力のほうに限界があって、その進化に追いついていけていないのだ…と。
すごく高度で便利な機能がついているのに、結局、そんな機能はほとんどつかいこなせてなくて、その都度、赤いボタンを押して録画しちゃっているみたいな現実がある、と。
そこんところをうまく対応してくれる、人間の言語も、機械の言語=操作もどちらも理解して、人間の立場にたって、ご主人のレベルや、好みや、趣向、体調、習慣、クセに応じて、メカを最適に操作してくれる…コンシェルジュになるというわけなのです。
「「世界遺産」とか、「絶景」とか、「秘境」「宇宙」とかの、キーワードを含む番組が好きですよね? 今日、10時からBSでこんな番組があるけど録画しておきましょうか?」 とか あるいは、「俳優の○○が出る新しいドラマがはじまりますよ」とか、「再放送がありますよ」、とか。
「こんなレシピ、探しておられましたけど、みつけておきました」、とか。
「今日のお帰りは8時ですか?その頃にバスタブにお湯を張っておきますね」、とか…。
人間が自分のことばでロボットと対話をすれば、ロボットがそこから主人のニーズや好み、習慣を理解して、快適に生活ができるように、機械の言語にその内容を翻訳して、家のなかにあるマシンやコンピューターに細かい指示を出して操作してくれるのが、たぶん家庭用の一般的なロボットの役割になる、というわけなんです。
さらに人が満足を得るのは、他でもない自分の特性を理解して自分に合わせてくれるからなのですが、そのためには普段からロボットとコミュニケーションをとる必要がある。しかし人間というものは、相手がポットや電子レンでは話しかけにくい。そこでこの司令塔は擬人化、キャラクター化する、愛着の対象にしていく必要があるのだそうです…。
昨今のスマホの進化で、話したことを正確に聞いてくれるようになったことで、一気にそんなロボットがやってくる未来が、現実にような気がしてきました…
どんなにメカが進化しても、
あくまでも主役は、生身の人間…
そこのところを、ロボットがちゃんと理解して
それを実現してくれる、
そんな未来がほんとうにやって来るのでしょうか?
もし家庭用ロボットが家にいたら
ひとりでも寂しくないかも・・・
ひとり暮らしの人の話し相手になり、孤独死も少なくなるのでは!