やっと図書館で「大家さんと僕」が借りれた。
予約してから長かった。
作品は矢部さんの実体験がベースになっている。
新宿区の外れにある木造2階建ての一軒家。
2階に矢部さんが住み、1階は女性の大家さん。
この関係性だけでも面白いが、
作品中で「終戦の時17だった」と語る大家さんが魅力的なのだ。
大家さん 東京生まれ東京育ち。
矢部太郎の大家さん。
とても上品な物腰で、挨拶は「ごきげんよう」。
矢部との「二人暮らし」が楽しくて寿命が延びたそう。
好きなものは伊勢丹とNHKと羽生結弦くん
この2人が、じわじわと友情を深めていき、
鹿児島へ旅行に行ったり、大家さんが入院したりと・・・・・
この本が「第22回 手塚治虫文化賞」の短編賞を受賞した。
矢部太郎の父も絵本作家の「やべみつのり」
お笑い芸人だけでなく舞台やドラマにも出てるらしいが
大家さんはもちろん知らなかった。