2014年3月9日 日曜日 晴れ 生目地区4ケ所の各神社で春の神楽が奉納されました、浮田地区は生目の中心で平安時代に浮田荘(荘園)置かれ、別府地として開拓された、柏原、
長峰、細江、いずれも大分県の宇佐神宮領であつた。神楽の起源も平安時代からあったのでは夢がふくらみます,神楽は農民が土地を守護する氏神に対してその年の新物を感謝し、翌年の
豊作を祈願することから農民の中から自然発生したと思います、江戸時代は農民の生活は奴隷と同じレベルでしたので、休日もない日々でした,宗教的行事が唯一 のお休みで神楽を舞う
人,神官、見物者が一同にして食事をしながら神様と一緒に喜び、楽しい時間をすごすことが、それが神楽だったと思われます、現代でも見物者に御馳走が振る舞われています、特に高千穂
町の、もてなしにはびっくりしました思い出が有ります。
生まれた時から神楽に親しんで育った私は、今の時代に神楽が見物できることが夢のようです、これも地域の神楽保存会が、日々の神楽継承の努力のたまものと思います、一つの演目
を舞うのに30分以上かかり大変だと思いました、
地域住民、神楽愛好家、介護施設の皆さんも見学され楽しんでおられ、また地域の婦人会の皆さんから見学者全員に御馳走が振る舞われ、日常の忙しさと、わびさを忘れる事が出来、楽し
い時間を過ごすことが出来たと思います。
浮田神楽継承の皆さん、次世代小中高大生の若い神楽継承の皆さん、これからも良い伝統を継承して頂きたいと思います、生目地域は9ケ所地区が有りますが8ケ所は神楽を継承しています、
一カ所の地域が神楽を継承してませんが、何時の日か神楽が神社に奉納されるのを期待しています。