岡崎市のゆるキャラ。「ござる」系のしゃべり方のようです。
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↑公式ツイッターより。
↑老舗和菓子屋で見つけたオカザえもんマシュマロ。
本物は身長180cmもあってだいぶ気持ち悪いけど、グッズやイラストはかわいいと思います。
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モロッコに行ってきます!と宣言し、生中継的に日記に写真を上げるはずだったんだけど、いつものごとく旅先ではお酒を飲んだり歩き疲れたりラクダ疲れたりして、全くもってそういうことに頭が回りませんでした。行く先々でFacebookとかインスタ(しかもストーリー)とかやってる人たちすごいなぁ。気力体力にヨユーがあるなぁ。かと言って急に岡崎の暮らし(駅前のオカザえもんの写真とか岡崎で大活動しているYoutuberのこととか)を何事もなく書こうものなら、「え?モロッコは?」「あいつまただいぶ端折ったな」ってなると思うので、どどどっとモロッコハイライトをお送りいたします。
結論:2週間たっぷり味わったので、もうモロッコに行くことはないかな。(わたしにとっては)「また行きたい!また絶対行きたい!」とテンションが上がる国ではありませんでした。(←失礼)一度行ってみるのはきっと面白いと思うけども。いや正直、旅そのものにちょっと飽きてきてるんだよなー。(←贅沢)もう少しピュアな気持ちでそれぞれの国を見られたらいいんだけど。
それでは、ハイライトです!
今回はカサブランカを発着地点としてほぼ時計回りにモロッコをぐるっと周遊しました。
カサブランカではそれはそれはゴージャスなモスクに行きました。モロッコ滞在中、朝4時半くらいから夜11時頃まで定期的に各モスクから
あああんあああぁーーーーーーーーーーーーー
いあぁーーーーーーーーーーーーーーーーーー
うわぁーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おぅおぅーーーーーーーーーーーーーーーーー
むわぁーーーーーーーーーーーーーーーーーー
って呪文を唱えるような放送が大音量であるので、早めに寝てても起こされるし、朝ゆっくり寝てても起こされるし、イスラム国ならではの状況を味わいました。そしてモスクって思ってたよりものすごく狭い範囲に1つずつ(例えるなら町内会でいうと3丁目の1組と2組で1つくらいの感じ)あるので、各モスクからの合唱が一斉に始まるとものすごいことになる。申し訳ないけど、何度か「あぁもうっ!うるさいっ!」ってうっかり声に出して言いました。神は偉大なり。男性と女性がほとんど一緒にいないとか、女性の着ているものとか、お祈りをする姿とか、初イスラムの国だったので大変興味深く体験させてもらいました。
シェフシャウエンというやたら青い街にも行きました。いわゆるインスタ映えする街なんだけど、その青の作られている感じがなんとも・・・。とはいえ、メディナ(旧市街)の狭い路地をクネクネと彷徨い歩いていろいろと見つけて楽しみました。
↑派手な石鹸屋さんとか。
↑共同パン窯の前で猫と遊ぶおじさんとか。
それにしても共同窯ってなんかかわいくて素敵な発想!地域ごとに使えるパン窯があるなんて。そういえばモロッコの食事のたびに出てくる平べったいパンがとても美味しかった。普通あぁいうお食事パンってパサパサしてそうであまり興味がないんだけど、毎回出てきた分完食しました。
ヴォルビリス遺跡にも行きました。モロッコは地中海を挟んでローマ帝国の西と南の端。わたしにとっては初ローマ帝国の遺跡!ここはかなりテンションが上がり、大変お勉強になりました。
古都フェズでは迷いに迷って皮なめしが実際に行われているところにも行きました。鼻のきかないわたしにもわかる強烈な獣臭。牛革製品を作るって大変。写真左の白い部分はなんとハトの糞!これにつけて皮を柔らかくするんだって。右が皮を染める染料。職人さんたちが体ごと甕の中に入ってエイヤッエイヤッと染めていました。
それにしてもここにたどり着くまでの道案内するからチップちょうだい青年のしつこさにうんざりげんなり。暇なんだろうなー。お買い物の時もそう。モロッコではいちいち交渉しないといけないんだけど、ふっかけ方が10倍とかであまりにバカらしくて買おうと思ってた物も結局ほとんど買わなかった。値段を尋ねても、「どこから来たの?」「何個買うの?」「どれ買うの?」となかなか値段を言おうとしない「あわよくば」感に若干イラっとしてしまった。そしてお店を出ようとすると追いかけてきて「いくらでどうだ?」ってめっちゃ値段下げてくる。暇なんだろうなー。自信をもってワンプライスの方が外国人は買いますよと言いたい。交渉が必要な国は他にもいっぱいあるし、安く買えたらうれしいし、わたしは比較的楽しめる方だと思うんだけど、いちいちいちいちふっかけられて追いかけられてドラマチックなやり取りをしないといけないというのはなんとも面倒臭くなっちゃった。
・・・あれ?ちゃんと魅力的に描かれてます?モロッコ。(笑)
メディナには車が通れるような道がほとんどなく、しかもクネクネと迷路のようになっているので、現代でもロバさん大活躍。とはいえ、かわいそうなほど荷物を積まれてヨロヨロと歩く姿にはなんとも言えない気持ちになりました。
っていうか、そもそもモロッコ荷物過積載がち。
そして!
サハラ砂漠!ラクダにも乗ってうれしかったー。あえて挑戦した砂漠にテント泊はちゃんと過酷でした。夜トイレに行ってたら急に砂嵐が来て自分のテントに戻るまでに砂嵐の目潰しにあいました。
↑各種タジン鍋。
↑モロッカンサラダ盛り合わせ。
モロッコと言えばタジン鍋。美味しいしヘルシーなんだけど、たった数日食べ続けただけで飽きちゃった。普段旅行中はなるべくその土地のものを食べ続けるんだけど、旅の後半はツアーに含まれていて強制的にモロッコ料理屋さんに連れていかれた場合を除いて、イタリアン、中華、タイ料理などをわざわざネット検索して、めんどくさい交渉をしてタクシーに乗ってでも行くようになっていました。(笑)そして毎日大量のオリーブを食べました。
↑お気に入り超甘いホットミントティー。ガラスの器全体が熱々なので飲むのも一苦労。(笑)カサブランカからシャウエンへのバス移動の途中休憩ローカルなレストランにて。身振り手振りで頼んでちゃんと伝わったか不安だったけどまさに飲みたかったものが届いて思わずうれしくて記念撮影。
↑フェズは焼き物の街。それにしてもこれ・・・メキシコのプエブラ焼きと素材も色合いも瓜二つ。
↑突っ込まずにはいられないマネキンたち。商品に目がいかない。
↑スパイス。面白い売り方!と思ったら、がっちり固めてあってただのディスプレイということが後ほど判明した。
↑お土産に買ったモロッカンランプ。バックパッカーたちの巨大リュックじゃなくてスーツケースでもなくて、普通のリュックサックだけで身軽に行ったにもかかわらず、よくぞこれを持って帰ってきたなと思う。
↑奥にトイレ、手前にシャワー。シャワー後ビッチョビチョ。(笑)
マラケシュのフナ広場の夜景。モロッコは引いて見るくらいがちょうどいい。
写真をハイライトでまとめると各都市を代表する写真だけになって、道中ずっと見飽きなかった農村風景とか山を越える景色とか砂漠地帯のひたすらまっすぐな道とかモスクの素敵なタイルとか紹介できなかったことがちょっと残念。今回のモロッコはわたしは町歩きよりも大きな景色を見ている時がとても楽しかったです。モロッコは観光国とはいえ、まだまだ旅行しにくい部分もあるし、客引きがものすごいし、ツッコミどころ満載でした。また一つ行ったことのない場所に行くことができて、知らないことを知ることができて、いい経験になりました。