くるま!
写真は水が引いた後。
大雨の日(ゆっくり台風が西日本にあった日)、初めて夫を会社まで送った帰り道に側溝に落ちた(脱輪)!
その時は25mmを超える大雨で、道路の真ん中まで泥水が溢れていて、「道のチョイスを間違ったなぁ(よく考えたら川の近くの農道)」と思った矢先の出来事でした。
側溝があることさえ知らずに運転していて、前から来た大きな車を避けようと左に寄ったら「ガガガガガッ!」と思いっきり落ちた。
保険屋さんに電話しようと車検証入れを探す時、雨音は激しく足元からも水の流れる音がして、どうなってしまうのかと手が震えた。
後ろからかわいい声で、
👦「くるまがすすまないねー」
と言われて我に返った。
保険屋さんに連絡するもレッカー車が来れるのは午後とのこと。
パッと送って戻るつもりで、顔も洗わずオムツも持たず朝ごはんの途中(お味噌汁食べかけ)で家を出たので、午後までどうしたものかと途方に暮れた。
一旦車を離れるべく警察にその旨を電話。
午後まで車を放置するのはさすがにまずいとのことで、警察にレッカー会社を紹介してもらった。
1時間で来ると言われ、すでにオムツも漏れてビッチョビチョの息子を運転席で膝に抱えて(ハンドルを握って「うんてん♪うんてん♪」とゴキゲン👦)待機。
大雨の中、すれ違う車の中からや、わざわざどこかに車を止めて我々の様子を聞きにたくさんの人が声をかけてくれた。
「警察とかへの連絡手伝いましょうか?」
「レッカー何時ですか?大丈夫ですか?」
そのうち3名の方は一度離れた後にわざわざ戻って来て、お水やお茶など差し入れをしてくれた。
中でも、20代半ばと思われる男性は、コンビニに行ってわざわざ買い物をしてきてくれたようで、お茶2本、お水2本、おにぎり4つ、子どものおやつなどたくさん持って戻ってきてくれた。
その差し入れを受け取った時ちょうど保険屋さんと電話中で、彼の連絡先を聞くこともできずお金も支払わず、ゴチャゴチャとお礼を言うことしかできなかった。
とても反省しているし消えそうなほど凹んでいたけど、みなさんの優しさを感じて逆に温かい気持ちになりました。
横浜市泉区と藤沢市の境目を通る人たちいい人がいっぱい!!
👦「やさしいおにいさんのおにぎりー」
おにぎりとお水のおかげでタローちゃんもゴキゲンに過ごすことができました。
脱輪してから約2時間後、レッカー車が来てタクシーを呼んで帰宅。
👦「レッカーしゃきたねー」
👦「タクシーのってラッキーやねー」
👦「るるる(お味噌汁)のつづきたべよっかー」←よく覚えてたな(笑)
どんな状況でもポジティブでたくましい息子に元気をもらったし、一緒にいてくれて心強かった!
帰宅後もレッカー屋さんや保険屋さんとごちゃごちゃとやり取りをしていたら、気づいたら横でタローちゃんは寝落ちてた。
おつかれさま。
その後レッカーされた車を引き取りに近くのトヨタへ。
その後レッカーされた車を引き取りに近くのトヨタへ。
👦「バスのピンポンぼくがおしたー」
トヨタのキッズコーナーでしこたま遊んで帰宅。
👦「トヨタまたいこーねー」
道を塞いでたくさん迷惑をかけたし、自分自身も大変やったし、めちゃくちゃ反省してるけど、なんだか明るい気持ち。
人の優しさと息子の存在に癒された。
今後道で困ってそうな車や人を見たら、様子を見て積極的に声をかけようと思う。
「大丈夫ですか?」の一言がこんなに人を元気にするということを身をもって知った。
あの「やさしいおにいさん」にもう一度お礼が言いたくて、市報にでも載せてもらおうか(ちょうど市と市の境目だったので藤沢市民か横浜市民かはたまた別の市民かわからない)、神奈川県民がよく聞くラジオに投稿しようか(今時の若者はラジオは聞かない気がする)、現場に立て看板でも立てさせてもらって見つけ出そうか、いろいろ考えたけどどれも難しそうなので、このご恩は世の中に返していこうと思う。
本当にありがとう。
車種と車のナンバーは覚えているので、いつか道で出会ったら追いかけようっと♪(恐怖)