




「そりゃそうやろう!お腹の中でそんだけ激しく動いてりゃ!」とツッコミたい…
今日から36週、臨月に入りました。
いつ生まれても大丈夫な正産期は37週からなので、あと1週間はお腹の中にいてほしいけど、すでに外に出ても十分生きていけるまでに成長しているとのこと。
お腹もまんまるパンパンやし、本人も暴れまくって出たそうなので、予定より早く生まれるんじゃなかろうか。
よくぞここまで成長してくれた!
最初に妊娠検査薬で確認したのが2/1やったなぁ。
もう7ヶ月も一緒にいるのかぁ。
産婦人科で初めてタローちゃんのお姿を確認したのが2/14、6ミリやったなぁ。
11週のエコーでまだタローちゃんが4センチだった時、手足をビヨンビヨン動かして元気いっぱいだったから、「生きてる!かわいい!」と声に出して言ってしまったなぁ。
終わりの見えないつわりに泣いてしまったこともあったけど、そんなことは忘れてしまうもんやなぁ。
食べづわりでマックのフライドポテト(L)を貪り食べたあの日も懐かしいなぁ。
刺身は食べていいのか、生卵をなんとかして食べられないか、何は食べてよくて何は食べちゃダメなのか、検索する日々やったなぁ。(←食へのガッツ)
頭の片隅には手放しで喜べない「ちゃんと育つかな?」という気持ちもあったので、安定期に入るまで誰にも言わなかったなぁ。だからグッズの準備は一切しなかったし、お出かけ(つわり中の函館食い倒れ旅)もしたし、できるだけ普通に過ごしたなぁ。
4月にはタローちゃんが男の子だと判明して、「やっぱり!」とうれしかったなぁ。
今では激しすぎて痛くて恐怖の胎動も、最初は「ポコ」っとかわいくて、寝る前にお腹をさわって探していたなぁ。
人に伝え始めてから、祝福されたり体調を気遣ったりされるようになって、じわじわと実感が湧いてきたなぁ。
全部ひっくるめて、とても幸せな日々やったなぁ。
8月に福岡に帰ってきてからは赤ちゃんを迎えるグッズの準備を一気に始めて、グッズが置いてある1階の和室を見るたびに「ここに人が一人増えるんやなぁ」という不思議な気持ち。階段を降りるたびにトイレに行くたびにチラッと見えるように和室のドアは開けてある。
お友達が子どもたちを連れて会いに来てくれるけど、たっぷり愛されてスクスク育っている子どもたちを見てて本当にかわいくて、早くタローちゃんに会いたくてたまらない気持ち。
陣痛や出産についてはきっとかなり痛いんやろうけど、不安とか恐怖とかはあまりなくて、「その時が来たらタローちゃんと一緒にがんばろう!」という「無」に近い気持ち。みんなの経験を聞かせてもらったのもあって、腹はくくってある。
それを乗り越えればタローちゃんに会えるなら、がんばるしかないもんね。
その先に待ち受けている睡眠不足の日々とか母乳が出るか問題とかも、その時その時に考えていこう。
ただ、出産は何が起こるか最後までわからないので、神様に祈りながらお守りを握りしめながら、その時を待っています。
あと少し、この子がお腹の中にいるというとても貴重で幸せな時間を最後まで味わおうと思います。
以上、臨月を迎えた今の心境をしたためました。
全ての欲を満たしながら暮らしているので、「アレが食べたい」と思ったらもう自分を止められない。
そんなこんなで、欲望のままに穏やかに暮らしています。