私のブログの「タイトル」ですが、時々意味を尋ねられます。
和英辞典で「日常生活」を調べると「daily life」と出たので、これにしました。
そして、日常で起きた事。
自転車で、普通に左端を走っていたところ、
突然、左の狭い見通しの悪い路地から、自転車がもの凄い勢いで飛び出してきて、
あっと言う間に道路側に倒されてしまいました。 当然ブレーキなど間に合いません。
右腕で受け止めたので、肘に赤身が見えるほどの怪我をしました。
相手を見ると、いい年をした大人(30代女性)だったので、
「いつも、こんな運転をしているのですか?」と訊くと、
「子供が熱を出したと言われて…」
「こんな事になったら余計時間がかかるでしょう?」
「済みません」 後は「済みません」の連続です。
相手が、「夜、電話しますので番号を教えてください」
番号を教えて、「あなたのも教えて」と言うと、
「慌てて飛び出したので、携帯も持ってないので分からない」と言う。
私が何時も持ち歩いている絆創膏で応急手当てをして、
とにかく用事を済ませなければ、病院にも行けません。
夜、電話があり、今から行くと言う。果物を持って、お見舞いに来てくれて、
「治療にかかった費用は、全部払います」と言われました。
病院で、抗生物質の飲み薬や、外用感染治療剤、消毒済みのガーゼ、
かぶれないテープ等を買い、治療方法を医者に教えてもらいました。
お風呂に入る時は、防水パッドを貼り、傷口は決して濡らさないようにしなければならず、
防水パッドはかぶれにかぶれるし、大変な思いをしました。
全治3週間と、医者に言われた事を伝えていたので、傷が癒えた頃連絡があり、
費用と果物を持って来て、
「大変ご迷惑をおかけし、痛い思いをさせて申し訳ありませんでした。
気を付けなければいけないと思いました」
もし、電話番号を訊いただけで、逃げられたら、運が悪かったと諦めようと、
思っていたのですが、良心的で良い人でした。
後で思ったのですが、事故の時、車が走ってなくて良かった。運転している人だって、
私が突然、道路にバタンと倒れて来るとは想像もしてないであろうから、
急ブレーキをかけても、間に合わないだろうし、それに左の肘だったら、
一年前に脱臼した所が、またダメになっていただろうと。
《また飛び出して来たら、どうしよう》というのがトラウマになって、
あれ以来、事故に遭った道は通れなくなりました。