横浜のクリスマス
観覧車も色彩豊かに
屋形船
赤レンガ倉庫 遊覧船ドラゴンボート
ピーちゃんはインコです。
十数年前、人間と対話するインコに出会いました。
あるホテルが所有する、従業員を住まわせている寮に、
管理人の代行として行った事があります。
その寮の管理人ご夫妻が、定年前にアメリカ旅行に出かけた為、
一週間ほど滞在しました。
奥さんが飼っていたのが、ピーちゃん。
赤ちゃんの時から飼っていて、餌も水で溶かして、
ドロドロにしてあげたとの事。
何時も話しかけていたら人間の言葉を覚えたそうです。
ピーちゃんの世話もして欲しいと頼まれて、
「万が一不可抗力で何かあった場合は責任持てませんが、
それでよろしければ」と、いう事で面倒を見ることになりました。
ピーちゃんは、管理室のダイニングキッチンに置いてある、
大きな鳥籠の中に居ました。
私 「ピーちゃん、こんにちは」
ピー「こんにちは、元気?」 真似だけではないんだ!!
私 「明日からよろしくね」
ピー「よろしくね」
翌朝、ご夫妻が出かけた後、
管理室に入っていくと(私はゲストルームに泊まっている)
ピー「遊ぼ!」 いきなり言われてびっくり!!
私 「お仕事があるから終わってから遊ぼうね」
仕事を終えて、管理室に入っていくと
ピー「お仕事終わった?」
私 「終わったから遊ぼうね」
ピーちゃんの遊びと言うのは、籠から出て部屋中を飛び回る事なのです。
ドアの鍵を掛け、窓を全部閉めて、
「さあ、遊びましょう」と、籠から出します。
部屋中、好きな所へ飛んで行き、嬉しそうです。
しばらく自由にさせて、「もう遊びは終わりだよ。ピーちゃんお家にお帰り」と、
言って人差し指に止まらせて籠の中に入ってもらいます。
翌日、管理室に行くと、また「遊ぼ!」
「お仕事があるから、あとでね」
そんな事を繰り返していた所、
五日目の日は、何やら雑用が多くて、
管理室に行くのが遅くなり、入っていくと、
ピー「ピーちゃん嫌い?」と、 いきなり聞かれて、
これには本当に驚きました。
私 「嫌いじゃないよ。大好きだよ。でもお仕事が終わらないと、
ピーちゃんと遊べないからね。終わるまで待っててね」
ぴーちゃんの籠の中には、ミッキーマウスのキーホルダーが提げてあります。
このミッキーに毎日、口移しで自分の餌をあげています。
当然ミッキーは食べません。 餌は全部下に落ちて山積します。
それを片付けるのも私の仕事です。
後で聞いた話ですが、他の物ではダメでこのミッキーにだけ、
餌をあげるそうです。
一週間経ち、飼い主が帰国。
ピーちゃんが籠から出たいと言うので、出しで自由にしました。
しばらくして、籠に入れようと、「ピーちゃんお家に入ろう」
と、人差し指を出したところ、すぐに止まりに来ました。
飼い主はそれを見て、
「いままで一度も私の指に止まった事が無かったのに」
と、驚き、大ショックのようでした。
そして「以前の代行さんの時は、私達が帰ると大喜びをしたのに、
今回はちっとも喜んでくれなかった」
私はすっかり恨まれてしまったようです。
なぜ、この話を思い出したかと言うと、
長年、花粉症の薬を処方して下さっている先生の、
机上透明シートの下に、インコの写真を見つけたからです。
先生に、「以前、人間と対話するインコに出会った事があり、
その話をブログに投稿したいと思っているのですが、
インコの写真があれが欲しいです」と申し出たところ、
「この写真で良かったら」と言われたのですが、ちょっとボケていたので、
生意気にも「もっといい写真が欲しいです」←(これは私の欠点)
後日、初めに載せた、後姿もバッチリの写真を持って来て下さいました。
私の話を覚えていてくださった先生に感激、そして感謝です。
【お断り】
上記に載せた写真はピーちゃんではありません。
良く似たインコの写真です。
上野にある【東京美術館】に
知人の絵が展示されていたので、観賞して来ました。
美術館の庭にある「オブジェ」
写真を撮っている自分が真ん中に写っています。
雨の上野公園
途中下車して、今、注目の東京駅を見学
パノラマ写真にしてみましたが、
手振れで、上下使えない部分があり、トリミングの事を考えて、
もっと余裕を持たせないといけない事が分りました。
慣れないと難しいです。