これはイタリアの今後を決めるべく大切な試合。
オランダを応援すべく、熱くならざろうえない状況なのだ。
相手攻撃の芽をつみとり、
相手ボランチを疲れさせ、
さらには攻撃力もあるオランダ。
だが、イタリア戦をじっくり研究してきていて
そう簡単に流れから決めさせないところは、流石フランス
と思ったのは、わずかな時間だけだった。
ニステルローイは調子がよさそうで、
縦パス、また縦パスにはゾクゾクさせられた。
トーニがあんなことできれば・・・
しっかり踏ん張って、キレイにボールを足下に納め
パスする、そうでなければ自分で決めようと行動する。
前半20分までは、ファウルでしかオランダを止めることができなかったフランス。
デ・ヨングとエンヘラール、やつらはすごい。
中継野郎が、ファン・バステンの坊主も素敵ですね。ダンディ。なんて言ってたが、
わたしはそうは思わない。
単に、前面の後退が進行し、坊主にせざろうえない状態なだけなのだ。
だからもって、ずいぶん老けたと思う。
アレはダンディズムではないんじゃよ。
ダンディズムてのは、
もっとこう、あーやって・こんなんで・そんでもって・ちょいちょいって感じなのだ。
そんなことはどうでもいいのだ。
後半、エンヘラールが抜けたことでオランダの悪いところが出てきたか
(WC:ポルトガル戦のファウルづくしの感じ)
なんて思っていたけど、一瞬でしかなかった。
オランダはまたFW投入しちゃって、勢いすごいだよ。
アンリのシュートはニクイ!と思った。
でもその後、ロッペンも黙っちゃいないわけで、
すぐにゴールを決め、お互い「らしい攻撃」だった。
はやく4点目を決めて欲しいと思うばかりで、
スナイデルが決めた時は、とんでもなく嬉しかった。
これで、イタリアとフランスは同条件で戦うわけで、
あとはオランダがルーマニアをコテンパにしてくれることを祈るだけだ。
良質スーツ、ドメネク博士もオランダには完敗。
イタリアもフランスもスーツでは、ズバ抜けて勝っている。
が、そもそも論・スーツの勝負ではないのだ。
しっかし、ドメネク博士のスーツはヤバいな。
ドナドーニ伯爵とクリンスマンのポロシャツを余裕で上回る良質っぷりなのだ。
(クリンスマンのポロシャツはスーツをも超える力がある)
ドメネク博士にしろ、ドナドーニ伯爵にしろ
交代のタイミングが悪いうえ、恵まれなかったうえ、
選抜がよろしくなかった。(そこまでと読めなかったところは痛すぎる)
ドメネク博士はイタリア戦を研究して、あの布陣にしたのかもしれないけど
ワントップじゃだめだよな。
一方、ファン・バステンは見事!
采配、ズバリ的中だ。
ルーマニア戦に期待し、頑張って貰いたいとおもうのみである。
時間があっという間に過ぎる面白い試合だった。